状況的に「介護殺人」なんやと思うけど、行政は最後まで面倒見んのやから「安楽死」を認めてくれりゃええのに。
いくら綺麗事を言うたところで、こういう人が少なからず出る以上、犯罪者を減らす為にもその方がええと思うんやけど。
同居の91歳実母を殺害、59歳娘を逮捕 福島
同居する実母(91)を殺害したとして、福島県警福島署は2日、殺人容疑で福島市北沢又の無職、高橋実千代容疑者(59)を緊急逮捕した。容疑を認めている。逮捕容疑は、1日午後7時ごろ、自宅で同居する実母の無職、加藤とくさん(91)を殺害したとしている。
高橋容疑者は加藤さんと50代の夫の3人暮らし。高橋容疑者から連絡を受けた夫が自宅1階の居間で加藤さんの遺体を発見、110番通報し、犯行が発覚した。遺体の状況から、加藤さんは首を絞められて殺害された可能性が高いという。
同署は動機や死因を詳しく調べている。
事件現場
現場は
この画像から
福島県福島市北沢又門前2-14と。
それにしても、毎度思うけど、「死んだらあかん」「殺したらあかん」って、これほど残酷な事もないわな。
毎日が地獄の日々やのに、それを終わらしたらあかんって言うとるんやから。
「死んだらあかん」「殺したらあかん」って言うなら、行政で面倒見るべきやと思うんやけど、そこは自己責任。
それって、「死ぬまで苦しめ」って言うてるのと一緒なんやけど。
介護殺人の現場と特徴
警察庁の犯罪統計によれば、2007年から2014年までの8年間に「介護・看病疲れ」を動機として検挙された殺人は356件、自殺関与は15件、傷害致死は21件であった。また殺人ではないが、内閣府の自殺統計によれば、2007年から2015年の9年間に「介護・看病疲れ」を動機とした自殺者数は2,515人、そのうち年齢が60歳以上の者は1,506人で、全体の6割を占めている。統計がとられるようになってからまだ10年も経過していないが、この間に介護・看病疲れによる死亡がこれほどまで多く発生していることに驚かされる。介護殺人に見られる明らかな特徴の一つは、被害者は女性が多く、加害者は男性が多い点である。新聞記事を基にした筆者の分析によれば、被害者は女性が7割、加害者は男性が7割を占めた(湯原2016)。近年、男性介護者の数が増えているとはいえ、介護者全体で言えば、まだまだ女性の担い手が多いことに変わりはない。この状況を考えると、男性は女性に比べ、より同居家族の介護や看護に困難を抱えやすく、行き詰まりやすいことが推測される。その他、加害者自身も障害を抱えていたり、体調不良であったりする状況が3割の事例で確認できた。ここからは、被介護者のみならず介護者(加害者)を対象とした支援が必要だった事例がかなり含まれているのではないかとみられる。
2007年から2014年の8年間で「介護殺人」が356件、2007年から2015年までの9年間で「介護自殺」が2525人。
今後この数が益々増えると思うけど、何人死ねば行政は本腰を入れて助けてくれるんやろね。
助けてくれんのなら、合法的に死なせてやるのが人の道やと思うんやけど。
何で「安楽死」を認めてやらんのか、ほんま不思議でしゃあない。
何にしても、こういう不幸な事件をなくす為にも「安楽死」を認めて、こうなる前に死んでも良いって事にして欲しいもんです。
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