完全に「幕末」と同じ光景になってきた…今日この頃。
/(-_-)\ ウ~ン
瓦版で何度か、ダーティーが井伊直弼で、ルーピーが徳川家茂で、空き缶が徳川慶喜で、空き缶が首相になったら民主党政権は終わりって政権発足当初に書いてたけど、ここまで幕末に似てくると何か恐いわ。
徳川慶喜も政権延命の為に「辞める辞める詐欺」やりおったからなぁ。
「大政奉還」で徳川幕府が終わったかのように学校では習うけど、徳川慶喜は、将軍であると共に内大臣でもあったわけで大政奉還で将軍は辞めても、内大臣のポストは残った。
だから、大政奉還しても、実質、徳川慶喜が政権のトップやったのは変わらんかってんな。
「辞める」って言いながら、その後もトップに居続けたと。
で、この後は、これにムカついた大久保利通と岩倉具視が中心になって「王政復古の大号令」が出されて、「戊辰戦争」に突入するんやけど…
確かダーティーの尊敬する政治家って大久保利通やったよな(笑)
この政治環境もそうやけど、そもそも幕末が起きた原因は、「安政の大地震」のせいで幕府の財政が逼迫してるとこに、「黒船来港」っちゅう外交要因が加わって起きとるわけで、そういう面でも東日本大震災と普天間問題、TPPでかぶってるしなぁ。
「歴史は繰り返す」って言うけど、ほんまに繰り返すようです。
登場人物の中身も、レベルも、器の大きさも、揉めてる内容も、全然違うけど…
とにかく光景だけは似てきた来たんで、「王政復古の大号令」は、「問責決議案」で、「戊辰戦争」は、「解散総選挙」って感じになりそうですな。
何にしても、幕末の主役は武士やったけど、今の主役は国民(有権者)。
血を流す(痛みや苦しみを味わう)のも国民って事を忘れずに。
それにしても、「似てる」とは書いたけど、徳川慶喜と空き缶とじゃ比べるのもおこがましいんやけどな。
幕末は、維新側が善で、幕府側が悪って事になっとるけど、安政の大地震の対応を見ても増税もせんと幕府の持ち出しで復旧させとるし、黒船の対応も当時で考えりゃ現実的で、迷走してたと言えんしな。
まぁ、「戊辰戦争」は、イギリスとフランスの代理戦争っちゅう側面もあるし、一概にどっちがどうって言えんのやけど…
今と違うのは、両方とも「日本」の事を考えてたってとこ。
感情的な維新側と現実的な幕府側っちゅう考えの違いだけやってんな。
それに引き替え、今の政治家どもは…
何にしても、中身は違うけど、見える風景だけは似てきたんで、この先は血みどろの戦いが待ってると。
それ経て、新しい時代の幕開けが来る…と、ええな。
機会があれば、近現代史に続いて、幕末の話も書いてみるか。
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