人生に、あるべき形などない。
人生はあるがまま。
あなたのかかわり方によって、
それは変わってくるのだ。
★ヴァージニア・サティア
人は無意識に「こうあるべきだ」と思うもの。
「怒り」を覚える時は、特にそう。
誰かの仕草や行動に腹が立つ時って、「どうして、そういう事をするの」と腹が立つ。
こういう時って、相手に「あなたは、こうするべきだ」と無意識に相手に要求してるねんな。
話を聞いてくれんからってイラ立つ時も、「あなたは私の話を聞くべきだ」と思ってる。
「こうあるべきだ」の裏側には、「思い通りになる」って意識が働いてるねん。
「思い通り」にならんから腹が立つ。
それを変えようとするから、また腹が立つ。
変えようとした努力が報われれば、救いもあるけど、なかなか「思い通り」にはいかん。
そういう努力が必要な時もあるけど、時には…
「この人はこういう人なんだ」
とか、
「あぁ、そういうもんか」
って、その人柄や、起こる事象を「受け入れる」と楽になれるもの。
自分自身でもそうやな。
「こうあるべき」「こうならなければいけない」と思うから、出来ない自分、そうじゃない自分に腹が立つ。
自分自身を否定することになるねんな。
変わろう、変わろうとすると、益々自分を否定して嫌になる。
「そういうもんなんだ」って受け入れたら楽になれるのに。
そこから、今出来ることを考える。
そして、新しい自分を作っていく。
人生は「思い通り」にいかないもの。
それに逆らうから悩んだり、苦しんだりすることになる。
人生はあるがまま。
まずは「受け入れる」という技を覚える事ですな。
受け入れるってのは、好きになることやなく、自分や他人、あらゆる事象に対して、「そういうもの」として理解すること。
そして余裕が出来たら、流れに逆らえる力を身につける。
そうする事で、心身共に成長する。
「あるがまま」をいつでも受け入れられる人でありたいもんです。
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