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人生に、あるべき形などない。人生はあるがまま。|ヴァージニア・サティア


人生に、あるべき形などない。

人生はあるがまま。

あなたのかかわり方によって、

それは変わってくるのだ。

ヴァージニア・サティア

人は無意識に「こうあるべきだ」と思うもの。

「怒り」を覚える時は、特にそう。

誰かの仕草や行動に腹が立つ時って、「どうして、そういう事をするの」と腹が立つ。

こういう時って、相手に「あなたは、こうするべきだ」と無意識に相手に要求してるねんな。

話を聞いてくれんからってイラ立つ時も、「あなたは私の話を聞くべきだ」と思ってる。

「こうあるべきだ」の裏側には、「思い通りになる」って意識が働いてるねん。

「思い通り」にならんから腹が立つ。

それを変えようとするから、また腹が立つ。

変えようとした努力が報われれば、救いもあるけど、なかなか「思い通り」にはいかん。

そういう努力が必要な時もあるけど、時には…


「この人はこういう人なんだ」

とか、


「あぁ、そういうもんか」

って、その人柄や、起こる事象を「受け入れる」と楽になれるもの。

自分自身でもそうやな。

「こうあるべき」「こうならなければいけない」と思うから、出来ない自分、そうじゃない自分に腹が立つ。

自分自身を否定することになるねんな。

変わろう、変わろうとすると、益々自分を否定して嫌になる。

「そういうもんなんだ」って受け入れたら楽になれるのに。

そこから、今出来ることを考える。

そして、新しい自分を作っていく。

人生は「思い通り」にいかないもの。

それに逆らうから悩んだり、苦しんだりすることになる。


人生はあるがまま。

まずは「受け入れる」という技を覚える事ですな。

受け入れるってのは、好きになることやなく、自分や他人、あらゆる事象に対して、「そういうもの」として理解すること。

そして余裕が出来たら、流れに逆らえる力を身につける。

そうする事で、心身共に成長する。

「あるがまま」をいつでも受け入れられる人でありたいもんです。


タオを生きる—あるがままを受け入れる81の言葉











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