19日午前4時ごろ、仙台市宮城野区東仙台2丁目の宮城県警仙台東署の東仙台交番で、30代の男性巡査長が交番を訪れた若い男に刺され、巡査長は約1時間後に死亡が確認された。別の男性巡査部長が男に3発発砲し、男も死亡した。同署は殺人未遂容疑で調べている。
県警によると、男は「落とし物を拾った」と交番を訪れた。当時交番には巡査長と巡査部長の2人がおり、当初は2人で対応。巡査部長が奥の部屋に下がったところ、怒鳴り声や争う声が聞こえたため戻ると、男が立ち上がり、刃物を持って向かってきた。巡査部長は警告したが、男が止まらなかったため、3発発砲したという。男はサブマシンガンのようなものも持っていた。巡査長の拳銃は奪われていなかったという。
近所の無職男性(80)は午前5時前、多くのパトカーが集まっているのに気づいた。「警官に『今あぶないから、家から出ないで鍵をかけて』と言われ、何も教えてくれなかった。銃声は聞こえなかった。2人亡くなったと聞いて驚いている」と話した。
東仙台交番、ものっそい物騒なことになってる pic.twitter.com/o3XM9c6V6B
— なとり (@UA460) 2018年9月18日
(宮城)【みやぎセキュリティメール】
— 安全ウェブ (@anzenweb) 2018年9月18日
警察官に対する襲撃事件の発生
9月19日(水)午前4時過ぎころ、宮城野区東仙台2丁目の仙台東警察署東仙台交番において、勤務中の警察官が刃物で刺される事件・・・ https://t.co/qbqqmdaub4#宮城県 08:20
東仙台交番つったら中学校の真向かいだからね、学校の先生も大変なんじゃない?
— Siro and Tohu〜略してシロトー (@Siro_and_Tohu) 2018年9月18日
本当に痛ましい事件。中学校が向かいにあるんだよ。しかもJRの駅が近いから通勤通学でそこそこ人通りもある。殉職された警察官のご冥福をお祈りします。#東仙台交番
— ひろり (@Juliarno165) 2018年9月18日
おはようございます。
— きよかっちゃん (@Kiyokaxtuchan) 2018年9月18日
宮城野区 東仙台交番で警官刺され死亡、同僚警官3発発砲にて犯人死亡事件発生に驚いてます。
えぇーあんな所で?
田舎にゃ凶悪犯罪無いというのが
定説だったんだけどなー
どぉ〜ん!#虎8
仙台市宮城野区の宮城県警仙台東署東仙台交番で19日未明、清野(せいの)裕彰巡査長(33)が交番を訪れた男に刺されて死亡した事件で、県警は同日、男は同区新田2丁目の大学生相沢悠太容疑者(21)と発表した。別の男性巡査部長が交番内で発砲し、相沢容疑者も死亡している。相沢容疑者の自宅は、交番の東約700メートルにある。
仙台市で警察官ら2人が死亡した事件。死亡した清野裕彰巡査長は2013年に宮城県警に入り、昨年4月から、現場となった東仙台交番に勤務していた。東北学院高校(仙台市宮城野区)に通っていた当時は硬式野球部に所属し、一塁手だった。
渡辺徹監督(47)によると、後輩から慕われ、副キャプテンを務めた。「おおらかで優しいけど、正義感も強く、言わなきゃいけないことはきちんと言える性格だった。まさかこんなことになるとは……。今はまだ言葉にならない」
当時のチームメートの一人は「突然の訃報(ふほう)で困惑しております。まだ心の整理や状況を整理できておりません」と言葉少なだった。
清野さんが3年生の時の学年主任だった岩上敦郎副校長(54)は「誰にでも優しい子で、友だちが多く、仲間の輪の中心にいた。勉強も部活も一生懸命だった」と振り返った。
19日朝早く、仙台市の交番で警察官が男に刃物で刺されて殺害され、男も別の警察官に撃たれて死亡しました。死亡した男は近くに住む21歳の大学生とわかり、警察は、殺人の疑いで当時の状況や動機などを調べています。
19日午前4時ごろ、仙台市宮城野区の東仙台交番に、若い男が「現金を拾った」と言って訪れ、清野裕彰巡査長(33)と47歳の巡査部長が対応に当たりました。その後、巡査部長が奥の執務室に入り、しばらくして争う声が聞こえたため戻ったところ、清野巡査長が胸や腹などを刃物で刺され倒れていたということです。
男も倒れていましたが、刃物とモデルガンのようなものを持って向かってきたため、巡査部長が拳銃を3発発砲し、少なくとも1発が当たったということです。
清野巡査長と男は、仙台市内の病院に運ばれましたが、2人とも死亡が確認されました。
清野巡査長の拳銃は、腰のケースに入っていて、異常はなかったということです。
警察のその後の調べで、死亡した男は仙台市宮城野区新田の東北学院大学の学生、相澤悠太容疑者(21)とわかりました。
相澤容疑者の自宅から交番まではおよそ800メートルの距離で、警察は、巡査部長や周辺の住民などから話を聞き、殺人の疑いで当時の状況や動機などを調べています。
殉職した清野巡査長は19日付けで警部補に昇任しました。
大学の同級生「優しく穏やかな性格」
近所の住民などによりますと、相澤容疑者は両親と弟の4人暮らしで、現在は、東北学院大学文学部に通う大学生で、歴史学を専攻しているということです。
同じ文学部に通う女子学生は「相澤容疑者は授業にもまじめに出席していて試験の際には、同級生にも授業のポイントを教えてくれるなど、優しく穏やかな性格が印象的だった」と話していました。
また、同じ大学の同じ学科に通う3年の女子学生は「相澤容疑者はふだんから1人で行動していました。何回か言葉を交わしたことがありますが、小さな声で何を言っているかわからない時がありました。おとなしい人だと思っていたので、驚きしかありません」と話していました。
親戚の女性「おとなしい印象で信じられない」
相澤容疑者の自宅と家が隣り合う、親戚の80歳の女性は「以前、お正月にお年玉をあげた時には『ありがとう』とお礼を言いに来るなど、礼儀正しくおとなしい印象でした。まさかこんな事件を起こすとは信じられないです」と話していました。
また、この女性の娘の57歳の女性は「野良猫をかわいがるなど穏やかでやさしい印象でした。いい子だったのに信じられません」と話していました。