親にはこういう人間に育てたって事で一定程度の責任はあると思うけど、妹は可哀想やなぁ。
被害者家族も辛いけど、加害者家族も辛いな。
白石容疑者の家族が姿を消した… 十字架背負う加害者家族
神奈川県座間市のアパートで男女9人の遺体が発見された事件で、同アパートに住む白石隆浩容疑者(27才)が逮捕された。このアパートから徒歩15分のところにある白石容疑者の実家には父親が住んでいたが、事件後はその姿が見えなくなったという。また、実家から離れて暮していた母と妹もまた、事件発覚数日後以内に、家から姿を消した。白石容疑者が犯した罪は彼自身が償うべきであり家族に責任は一切ないが、ひとたび事件が起こると、加害者家族の人生も180度変わることも事実だ。加害者家族を支援するNPOワールドオープンハート理事長の阿部恭子さんが言う。
「重大事件の場合の親はほぼ100%転居を余儀なくされ、仕事も辞めています。莫大な損害賠償を求められるケースも多く、被害者と違って経済的な補償もなく、日常生活が立ち行かなくなることもあります。心理的な負担も大きく、普段の生活で笑うことも憚れ、クリスマスやお正月のイベントも一切せず、ささやかな娯楽もやめて喪に服すような生活をする家族も多い。もちろん就職や結婚に影響が出るケースもいまだにあります」
実際、世を賑わせた大事件の加害者家族のその後は厳しい。1997年の神戸連続児童殺傷事件では、少年Aの逮捕後、マスコミから避難していたAの両親が自宅に戻ると、「お前たちが交尾してできた化け物の責任を取れ」とのはがきが舞い込んでいた。
「お前たちが交尾してできた化け物の責任を取れ」ってえらい言いようやな。
ここまでは思わんかったけど、酒鬼薔薇の親はかなりおかしかったからなぁ。
酒鬼薔薇で本を出版しても、その印税は1円も被害者に払わんかったし。
「責める」のが良いか悪いかは別にして、やっぱり一定程度の責任は果たさんと怒りの矛先が親に向かうのもしゃあないわな。
酒鬼薔薇は少年法で守られてたって事もあるんやし。
なので、加害者の親にはあんまり「同情」ってもんはわかんのやけど、不憫に思ったのは…
加害者家族が自ら命を絶つケースも少なくない。「2008年の秋葉原通り魔事件では発生から6年後に犯人の弟が週刊誌の取材に応じ、『加害者の家族は幸せになってはいけない。それが現実。ぼくは生きることを諦めようと決心しました』と苦しい胸中を明かし、1週間後に自殺しました。1989年の連続幼女誘拐殺人事件の犯人・宮崎勤の父親も事件から5年後に飛び降り自殺しました」(前出・ジャーナリスト)
宮崎勤の親もおかしったんで、これも同情する事はなかったんやけど、妹が婚約破棄とかはやっぱり同情したな。
秋葉原無差別殺傷事件の加藤智大の弟の自殺にはマスゴミに怒りすらわいたけど…
自殺した直後に取り上げたけど、職場を変わっても変わってもマスゴミがついて来てインタビューするって正気の沙汰とは思えんわ。
弟をそこまで追い込まなあかん理由が分からん。
そこまで追い込んで、自殺までさせても、謝罪せんどころか、自殺の報道すらせんのやからなぁ。
何の為にコメント取りに行ってたんやろね。
2006年の秋田児童連続殺害事件の犯人・畠山鈴香(44才)の弟は、事件からおよそ2年後に本誌・女性セブンの独占取材に応じた。弟は事件当時にモザイクなしでテレビに映り、運転代行の仕事中に見知らぬ客から、「テレビで見たぞ。お前、人殺しの弟なのによく笑っていられるな」と罵倒された。交際中の女性を巻き込みたくなくて自ら連絡を絶ち、のちに仕事を解雇され、生活保護を受けるようになった。弟は記者にこう語った。
「仲のよかった友達もみんな離れていき、ショックで人間不信になりました。今は友達も親戚もゼロです」
これも不憫ですな。
家族っちゅうても、人殺しが出んでも、そんな家族が嫌で出て行く人もおるわけで、そこまで絆が強い家族ばっかりでもないのにねぇ。
それでも、親には一定程度の責任はあると思うけど、兄弟、姉妹は別人格なんやから、その人だけを見てやりゃええのに。
なかなか難しいかもしれんけど。
何にしても、親が重い十字架を背負う責任があるのは分かるけど、兄弟、姉妹は関係ないんで、そこは触れんようにしてあげて欲しいもんです。
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