「少子高齢化」を問題視するのはそろそろ卒業した方がいいと思う…今日この頃。
(-_-)
子供が増えんと年寄りを支えられへんとか、経済が立ちゆかんようになるとか、もっともらしいこと言うけど、それは子供が少ないからやなくて、それを前提に組んできた制度設計がおかしいわけで、前提が崩れたんやから制度を見直しゃええねん。
だいたい世界2位の経済大国とか言いながら、GDPは2位でも1人あたりのGDPは世界20位前後を行ったり来たり。
国土が狭いくせに人口が多いから、国のGDPは高いけど、1人当りは先進国で最低。
ようは、人口にあぐらをかいた政策とか企業経営をしとるから、1人当りが無視されとるねん。
何で、ルクセンブルクみたいな小国が、1人当りのGDP世界一なんかよう考えることやな。
人口が減っても1人1人の所得が増えりゃ、国民生活は豊かになる。
ちなみに幸福度世界一のデンマークの1人当りのGDPは世界4位。
そろそろ少子高齢化対策に投資するより、そろそろ経済の効率化や規制緩和、起業家の育成とか海外から投資し易いように税制を変えるとか、そっちの方に投資して、人口が減っても、1人1人の所得が増えるような方向に舵を切るべきや。
ルクセンブルクやデンマークにできて、日本にできんわけがない。
その為にも国民1人1人が何が必要で、何が邪魔かよく考えることやな。
それと「幸福とは何か」っちゅうことも。
政治を変えるには、まず国民の意識から。
世界2位のGDPなんか無視して、「幸福な生活」を得るにはどうするべきかよく考えましょう。
そうすりゃ「国」も変るもんです。
だいたい、日本は制度的に不自由な面が多すぎるねんなぁ。
起業しようと思って、カネ借りるにしても「連帯保証人」とか訳の分からん制度があるし、担保取ってカネ貸しとるのに、担保以上の返済を求める。
失敗したら再チャレンジできん仕組みになっとるねん。
1度しかチャンスがなけりゃ、そりゃ慎重になるっちゅうの。
だから企業に属す生き方主流になって、経済が活性化せん。
それもこれも「寄らば大樹の陰」っちゅう幻想に支配されてるから。
この幻想が「少子化問題」も作っとるねん。
そろそろ、1人1人が考え方を変えるべきやな。
コメント