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「JIN-仁-」最終回の感想

JIN-仁-が終わった…今日この頃。
(ノ_;)シクシク

包帯男もホルマリン君も謎もまま終わったけど、原作が続いてるから、あれはしゃあないわな。

個人的には、野風が手術終わって別れるとこでカットアウトしてくれりゃ良かったと思うねんけど、赤レンガをバックにチラシを配ってるとこを見ると、原作同様、横浜に行ったことを指しとるんやろうから、続編もしくは映画化を考えとるんやろな。

原作じゃしばらく仁友堂で下働きして、外人と結婚して横浜に行って、その後フランスに行くんやけど、続編があるとしても、ドラマじゃ仁と野風と咲の三角関係が続くんかも。

最後、未来(ミキ)が教師になっとったけど、ドラマのオチは未来(みらい)と未来(ミキ)をかけて、未来と決別して、江戸時代で生きていく決心をする話になるんやろな。

原作もそうやけど…

どっちにしても、原作ファンとしては、謎は謎のまま置いといて欲しいです。

ドラマは、何が良かったって、内野聖陽の龍馬やな。

どの役者も良かったけど、「ツバを撒き散らして喋る」っちゅう逸話のある龍馬がよう表現されてたと思う。

高知の人間やないから土佐弁がちゃんとしてたんかどうかは分からんけど、余所もんから見ると見事な土佐弁にしか見えんかったわ。

まぁ、日本人の龍馬像っちゅうのは、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」の影響なんやけど、これ「龍馬」が「竜馬」になっとるようにフィクションなんやけどなぁ。

個人的には「いろは丸沈没事件」の龍馬が、ほんまの龍馬の姿な気がするな(笑)

どうあがいても龍馬側が悪いのに、相手がよう分かっとらん法律(万国公法)を持ち出して、民衆に紀州藩の悪口の歌を歌わせて世論を味方につけて、積んでもない武器とか金塊とか弁償させるって…

当り屋が無理難題言うて、メディアを味方につけて、カネをだまし取ったようなもんで、現在で言うとホリエモンの手法に近いな(笑)

龍馬は暗殺、ホリエモンも社会的に抹殺っちゅうとこも似てるし、「時代の英雄」っちゅうよりは、ホリエモン的商売人の方が龍馬の実像に近い気がする。

それにしても、「坂の上の雲」もそうやけど、司馬遼太郎は日本人の歴史観に影響与えすぎですわ。

オイラも好きやけど、小説と史実は分けて考えた方がええな。

まぁ、来年の大河ドラマは「龍馬伝」で、福山雅治が龍馬やから、かなりさわやかな龍馬なんやろうけど、内野聖陽の龍馬を見たから、どうしても比べてまうやろな(笑)

来年は、確実に龍馬ブームです(笑)

それにしても、借り物のいろは丸で、積み荷なんかないのに、判官贔屓の民衆を味方につけたとはいえ、徳川御三家の紀州藩から7万両もせしめるんやからなぁ。

7万両っちゅうと今の価値で70億ぐらいやろ。

ホリエモンがゴールドマンサックスからカネ借りて、フジTV乗っ取ろうとして儲けたのとかぶるわな(笑)

龍馬がこんだけ評価されるんやから、ホリエモンも後生で英雄になっとるかも(笑)

龍馬暗殺で明治維新、ホリエモン逮捕で政権交代。

時代の雰囲気も似てきたようですな。

そろそろ新しい英雄が登場するかも。

何にしても、JIN-仁-は、2時間じゃまとまらんやろうから、映画やなくてドラマで続編をやって欲しいもんです。

それと福山雅治の龍馬に期待です。


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