夫の精子で出来た子が夫の子ではなかった?
夫の精子で出来た子が夫の子でなかったって事があるらしい…今日この頃。
(・。・)?
そんな事があるんやな。
・精子は確かに本人のもの
この34才の男性は、妻とともに不妊治療を受けており、生まれた子供は人工授精によるもの。
担当医は人工授精に使用した精子が夫本人のものであることを確認している。それにもかかわらず、生まれた子供の血液型が両親のどちらとも一致しなかったため、夫妻は遺伝子検査を依頼した。
「人工授精」やから取り違えでもあったんやろと思ったら…
・遺伝子は兄弟のもの
医師が夫の唾液から採取した遺伝子を調べると、子供のものとまったく違っていた。つまり、100%夫の子供ではない。
ところが、夫の精子を調べると、10%という半端な割合が子供の遺伝子と一致した。これは、遺伝学的には、夫の兄弟が本当の父親であると考えられる。
だが、さらに不可解なことに、当の夫に兄弟はいないのだ。
遺伝学的には兄弟のものやけど、兄弟はおらんと。
何やねん。このミステリー。
・兄弟は夫の体内に吸収された双子の一方
謎はさらなる検査で解けた。この夫は、生物学的に「キメラ」と呼ばれ、生まれる前は二卵性双生児だったが、母親の胎内で兄弟の身体を吸収し、その結果一人で生まれてきたということが分かった。
つまり、吸収された兄弟の細胞が体の中にまだあり、それが兄弟の精子を作っていたことになる。
目玉おやじやなくて金玉兄弟ってか(笑)
ちゅうか、金玉が自分のもんやないって…
こんな事あるんやな。
ちゅうか、これ二卵性双生児やから分かったけど、一卵性双生児やったら気付く事もなかったわけやろ?
何か、よう分からんけど、凄い事が起きるもんですな。
ちゅうか、生き別れた兄弟が金玉として生きてたってのも何かねぇ(笑)
しかも、結果的に「寝取られた」(寝取ってはないけど)って形になるしなぁ。
もし自分がこんな状況やったら、何か色々と複雑です(笑)
ほんま、人体にはまだまだ不思議な事があるもんですな。
それにしても、この人がレイプしたらどうなるんやろな。
汗はこの人の遺伝子やけど、精子は違うわけで、証拠としては採用できんやろ。
となると、暴行は事実認定できてもレイプの事実認定はできんわけで、色々と面倒臭い事になるな。
こういうのがあると、遺伝子での捜査にも限界ってのがあるって事になるわけで、「科学的根拠に基づいた捜査の徹底」って事を言うてきたけど、「科学も万能やない」ってのを改めて思い知らされたわ。
何にしても、科学もまだまだ未完なんで、そういう事も見通せるほど、更なる進化を遂げて下さいって事ですな。
コメント