日本中の「とても」が、とても良く分かる歌を聞いた…今日この頃。
(=⌒ー⌒=)
で、この「とても」をまとめてみると…
日本中の「とても」
なまら(北海道)
たんげ(青森)
らずもね(岩手)
いぎなり(宮城)
しったげ(秋田)
すこだま(山形)
ばげーに(福島)
うんと(茨城)
まっさか(栃木)
なっから(群馬)
いら(埼玉)
のーほど(千葉)
べらぼー(東京)
すっげー(神奈川)
ごーぎ(新潟)
か、なんちゅう(富山)
まんで(石川)
ひっで(福井)
だたら(山梨)
えれー(長野)
でーれー(岐阜)
がんこ(静岡)
でら(愛知)
むっちゃ(三重)
えらい(滋賀)
えろー(京都)
めっちゃ(大阪)
がっせー(兵庫)
ごっつー(奈良)
やにこー(和歌山)
がいな(鳥取)
まげに(島根)
ぼっけー(岡山)
ぶち(広島)
ぶり(山口)
ごっつい(徳島)
ものすご(香川)
ほーとー(愛媛)
こじゃんと(高知)
ばり(福岡)
がば(佐賀)
いじ(長崎)
たいぎゃ(熊本)
しんけん(大分)
てげ(宮崎)
わっぜー(鹿児島)
でーじ(沖縄)
きっちり47あるのに驚いた。
まぁ、それだけ日本も広いってことなんやけど…
昔は、TVもなけりゃラジオもないし、移動も徒歩やから、言葉とか文化が地域で違うのも当然やったのもよう分かるんやけど、そう考えると「標準語」っちゅうのを考え出して、日本中で言葉が通じるようにしたのはえらいことやな。
東北とか沖縄の人間は、標準語に慣れるのも時間がかかったと思うわ。
正直、青森弁とか沖縄弁って何言うてるか分からんもん。
けど、地方の人間って方言直すのうまいねんなぁ。
東京におった頃に思ったけど、出身地の欠片も感じさせへんヤツが多かったわ。(特に女)
そいつらに「方言直さんのは大阪人だけや」みたいなこと言われたけど…
まぁ、大阪弁は、ある程度通じるからな。
直そうと思ったことないけど、言葉って移るねんなぁ。
今や東京と愛知と大阪と混じって、自分でも何弁なんかよう分からん時があるわ(汗)
話が脱線したから元に戻して…
「とても」がきっちり47あるっちゅうても、「とても」っちゅう強調する言葉は、標準語でも「すごく」「非常に」「たいへん」「たいそう」などなど色々あって、定義があいまいやからなぁ。
だから、47なんかやなくて、ほんまは地域でもっと細かくあるんやろ。
愛知の「でら」にしても、「どえりゃー」もあるし、大阪の「めっちゃ」にしても「ごっつい」も言うけど、徳島になってるし…
細かい違いのも上げりゃ、100や200はあるんちゃうか?
皆さんの地域で「とても」は何と言いますか?
それにしても、こういう方言も消えつつあるねんなぁ。
今回の「とても」にしても、その県で言わん人もおるんちゃう?
TVの情報なんか、ほとんどが東京発やから、こういう地域差を残そうと思ったら、その地域の人が意識的に残していこうと思わな残らんからなぁ。
そういう運動もチラホラあるみたいやけど、使う人が減りゃ廃れていくしなぁ。
年寄りと若者で言葉が通じへんとこもあるみたいやし…
未来永劫こういうのを残していくええ方法ってないやろか?
何にしても、方言がなくなるのは寂しい限りなんで、できる限り残すように心がけて欲しいもんです。
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