キリシタン大名が奴隷貿易をしてたのを意外に知られてない…今日この頃。
/(-_-)\ ウ~ン
踏み絵だ何だってキリシタンの弾圧、迫害の歴史は習うけど、何でそうなったかって事は、「思想的に権力者にとって都合が悪かったから」って事しか教えられんからなぁ。
江戸幕府が鎖国をした本当の理由は南蛮人共が日本人を奴隷として海外に売り飛ばしていたのがバレたから
「鎖国」っちゅうか、「バテレン追放令」な。
~ バテレン追放令 ~博多・箱崎の陣で秀吉ひょう変 奴隷売買と寺院破壊を怒る
信長は先進的で、秀吉、家康は保守的って事になっとるけど、秀吉も当初は認めてたってのを見ると、信長はただ知らんかっただけやねんな。
そもそも、「宣教師」ってのは、植民地化の先兵って事が歴史を見ると明らかやし、「魔女狩り」なんかも平気でやる中世のキリシタンなんやから、「奴隷貿易」ぐらい平気でやるわな。
この「奴隷」と引き替えに手に入れてたのが「硝石」。
キリシタン大名、特に九州のキリシタン大名は、信仰の為やなくて、この「硝石」を手に入れる為にせっせと奴隷を売るようになる。
何で、「硝石」が必要かっちゅうと火薬をつくる為。
鉄砲伝来とキリスト教の伝来が同時なのを見ても分かるように、戦国時代の日本にとって鉄砲は魅力的な武器やった。
日本のすごいとこは、たった半年でこの鉄砲を日本でつくれるようになったとこやな。
模倣する技術も、模倣して改良する技術もあったっちゅうか、今の電化製品にしても、車にしてもそうやけど、最初に発明はせんけど、それを見て、それより良いものをつくるのは、日本人の昔からの特性やねんな。
で、鉄砲は大量生産できたけど、火薬がつくれん。
火薬の材料は、硫黄と炭と硝石。
火山国で森林が多い日本は、硫黄と炭は大量にあるんやけど、この硝石がない。
硝石(硝酸カリウム)は糞尿でつくる事ができるんで、よもぎに小便をかけたり、農家の床下に糞尿を埋めたりしてつくってたんやけど、そんなんじゃ大量生産できんので、ポルトガルから買う事になる。
その硝石を手に入れる為にキリスト教に改宗して、奴隷をせっせと売ってたんですな。
で、この奴隷貿易を目撃した秀吉が怒って「バテレン追放令」になると。
で、島原の乱で鎖国が決定的になるんやけど、歴史では天草四郎をかなり美化されて教えられとるけど、鉄砲もかなりの数持ってたし、奴隷貿易が盛んやったから、火薬もかなり持ってたし、ポルトガルに応援を頼んでたとこを見ても、ただの「一揆」やなかってんな。
キリシタンから見たら、天草四郎は悲劇のヒーローなんやろうけど、日本(徳川幕府)から見たら、国家転覆を企てるテロリスト。
ようは、クーデターの首謀者やねんな。
何にしても、「キリシタン弾圧は酷い事」って教えられるようになったのも戦後の事で、それまでは、こういう背景もちゃんと教えてたってとこを見ると、これもGHQの洗脳作戦の一環やったんやろな。
とにかく、秀吉が気づいて「バテレン追放令」を出したから、日本は植民地にならんで済んだって事は覚えておきましょう。
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