何度もひいて「殺すつもりはなかった」って言えば罪が軽くなるのがおかしな話やねんな。
この「殺すつもりはなかった」って言えば殺意がないって事になるのどうにかならんもんかね。
それにしても「無職花桐俊弘容疑者」って、また無職か。
中年無職は、ほんま犯罪者予備軍ですな。
口論後に車降りた妻、夫が車前後させ何度もひく
妻を車でひき殺そうとしたとして、福岡県警行橋署は30日、福岡県吉富町広津、無職花桐俊弘容疑者(53)を殺人未遂容疑で逮捕した。妻は全身に擦過傷を負うなど全治約1か月の重傷という。発表によると、花桐容疑者は29日午後9時20分頃、同県行橋市泉中央5の路上で、妻(45)を軽乗用車でひき殺そうとした疑い。花桐容疑者は「ひいたことは間違いないが、殺すつもりはなかった」と容疑を否認しているという。
花桐容疑者は車内で妻と口論になり、車を降りた妻に向かって車を前後させて、複数回ひいたという。
現場周辺の地図
殺すつもりがなかったら、何で何度もひいてるねん。
1回でも死ぬかもしれんのに、何度もひいて殺意を否認とか、もうこういうアホな言い訳をしたら罪がより重くなるって事にならんかもね。
そもそも、この「殺すつもりがなかった」ってのが魔法の呪文みたいになってるのがおかしいねんな。
殺すつもりがなけりゃ、殺人未遂にもならんわけで、仮に相手が死んでも傷害致死にしかならん。
傷害致死なら上限が懲役30年やけど、殺人は死刑まであるし、殺人未遂も一応死刑まである。
更に殺人は懲役5年以上やから、殺人未遂でも執行猶予がつかんケースの方が多いけど、傷害になると10年以下の懲役になるんで、執行猶予になるケースも増える。
「殺すつもりがなかった」って言うだけで、これだけ差が出てくるのはおかしな話やねんな。
特に虐待死なんかは、この魔法の呪文がかなり効果あるからなぁ。
虐待死は別枠で法律をつくるべきやと思うけど、どうにも罪が軽くなるのは、この「殺意の立証」ってのがあるからやねんな。
ほんま、困ったもんです。
何にしても、あおり運転なんかもそうやけど、もっと「未必の故意」を適用して、基本的に人が亡くなったら「殺人」。
下手したら死んでたかもしれんってのは「殺人未遂」って事にして欲しいもんです。
コメント