PR

2016年度の虐待死は77人だった 0歳児が32人で全体の6割 2017年度の虐待件数は13万3778件で過去最多

1年間に「虐待死」で77人も亡くなってても、虐待死が殺人で立件されたケースってないねんな。

それも、虐待死がなくならん1つの要因のような気がするんやけど。

スポンサーリンク

虐待死77人…児相と行政が連携不足、家庭訪問ゼロも

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180830-00050032-yomidr-soci
全国で児童虐待の対応件数が増え続けている。虐待で命を落とした子どもも、2016年度だけで77人に上ったことが、厚生労働省による30日の発表でわかった。児童相談所(児相)や市町村が関与していたのに事件を防げなかったケースも目立ち、関係機関の連携強化の重要性が改めて浮かび上がった形だ。

「県の児相から虐待通告の連絡を受けたのに、緊急性なしと判断してしまった」

16年4月、奈良県生駒市で男児(当時2歳)が虐待死した事案の対応について、市の担当者はこう振り返った。男児は父親(41)(監禁致死罪などで実刑確定)にプラスチック製のケースに閉じこめられて死亡した。

男児が死亡する約4か月前には、県の児相が「子どもの泣き声がする」と虐待通告を受け、市に確認を依頼していた。しかし、市は家庭訪問をして母親と男児に面会した結果、虐待のリスクは高くないと判断。この家庭は、以前に乳児訪問を受け入れるなど市に協力的な態度を見せていたことから、市は「母親とは関係が築けている」と考えたという。

だが、県の検証部会がまとめた報告書は、この時期、母親は周囲に暴力を肯定する発言をしたり、男児にあざなどが確認されたりしていたと指摘している。

男児の死を防げなかったことについて、市の担当者は「家庭訪問で虐待のリスクが高まっていることを感じ取ることが出来なかった」と悔やんだ。

厚労省のまとめでは、16年度の虐待死のうち無理心中を除いた49人をみると、約3割にあたる14人は市町村や児相が関与していた。

大阪府松原市では15年12月、男児(当時3歳)が父親(37)(傷害致死罪などで実刑確定)から暴行を受けて死亡。男児の遺体は16年11月に山中で見つかった。

この男児について、市は乳幼児健診を受けていないことを把握していた。しかし、親から受診延期の連絡を受けていたことなどを理由に、一度も家庭訪問をしていなかった。

また、府の児相は男児の両親が過去に別の刑事事件で書類送検されていたことを市に伝えていなかった。この事件が不起訴となったことが理由だとしているが、府担当者は「きちんと情報を伝えていれば、市も違う対応ができたかもしれない」と振り返る。府の専門家部会の検証では、市と児相、警察との情報共有の強化の必要性が指摘された。

■生後1か月未満、半数の16人

一方、虐待死した0歳児を月齢別にみると、生後1か月未満が半数の16人を占めている。このうち12人は実母による加害で死亡した。厚労省によると、実母が加害者となるケースでは妊娠を周囲に相談できず、出産後に放置するケースがあるという。松原康雄・明治学院大学長(児童福祉論)は「転居など環境の変化によって虐待のリスクは刻々と変わる。危険な兆候を察知して子どもを守るためには、児相や市町村、警察などの関係機関が連携し、情報共有を徹底することが欠かせない」と話している。

0歳児が32人で全体の6割を占めてるけど、0歳児でも生後1ヶ月未満が16人ってのなぁ。

1ヶ月で虐待で殺すなら、どこかに預けりゃええのに。

それと、何度も書いてるけど…

日本と欧米で「児童虐待」の基準が随分違う
日本と欧米で「児童虐待」の基準が違う 日本と欧米で「児童虐待」の基準が随分違う…今日この頃。 "Ωヾ( ̄o ̄)ヘェー 話には聞いてたけど、改めて知ると随分違うな。 【在ナッシュビル総領事館HPより】 ・某日、小学生の子供を連れた邦人女性が近...

日本も虐待を欧米並に厳しくして、「虐待死」に関する法律を新たにつくるべきやねんな。

「殺すつもりがなかった」っちゅう魔法の呪文のせいか、虐待死は大抵「保護責任者遺棄致死」になる。

良くて「傷害致死」。

こんなん、どう考えてもおかしいねん。

何で国をあげて「虐待死」に対して厳しく対応するって姿勢を見せんのかね。

虐待死に足しいて厳しく対応して、子供を救う施設を充実させりゃ、少なくとも亡くなる子供はおらんようになると思うんやけど。

「虐待」の基準が緩いから…

スポンサーリンク

2017年度の児童虐待の件数が過去最多の13万3778件に

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180830-00050065-yom-soci
全国の児童相談所(児相)が2017年度に児童虐待の相談・通告を受けて対応した件数が、過去最多の13万3778件(速報値)に上ったことが30日、厚生労働省のまとめでわかった。子どもの前で親が家族らに暴力をふるう「面前DV(ドメスティック・バイオレンス)」を心理的虐待として警察が積極的に通告していることなどが要因とみられる。虐待死も後を絶たず、国は対策の強化を急ぐ。

対応件数は、前年度より1万1203件増加。虐待の内容別では、面前DVや暴言などの「心理的虐待」が最多の7万2197件(54%)で前年度より9011件増えた。身体的虐待は3万3223件(25%)、ネグレクト(育児放棄)は2万6818件(20%)、性的虐待は1540件(1%)だった。

児相への通告件数が最も多かったのは警察などの捜査機関で、前年度より1万1243件多い6万6055件。次いで近隣住民(1万6982件)、家族(9664件)だった。

年々過去最多を更新して、とうとう13万3778件になったと。

13万件もあって死者が77人やから良いとでも思ってるんかもしれんけど、生まれてきて親に殺される子供ほど不幸な事はないがな。

何でゼロにしようとせん?

「少子化、少子化」ってうるさいくせに、こういう対応してるってのが、ほんま理解に苦しむ。

何にしても…

船戸結愛ちゃん虐待死事件で船戸雄大、優里を逮捕 「おねがいゆるして」と書かれた結愛ちゃんのノートが見つかる
3月に逮捕された時の内容だけでも胸糞悪い事件やと思ったけど、これは胸糞悪いってレベル超えてるな。 死刑すら生ぬるい。 ほんま、泣けてしゃあないわ。

こんな辛いニュースは聞きたくないんで、こういう子供をゼロにする為に、国をあげて本気に「虐待死」の対策をして欲しいもんです。











虐待・虐め・自殺
ぶんぐをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました