代わりはいくらでもおるから、「嫌なら辞めろ」ってスタンスなんやろな。
それにしても、「30歳以上のババァはいらねーんだよ」は酷い。
「夢の国」着ぐるみの内側は?過労やパワハラ、社員訴え
東京ディズニーランド(千葉県浦安市)で着ぐるみに入ってショーなどに出演する女性社員2人が、運営会社の労務管理に問題があるとして裁判を起こした。テーマパークのキャラクターに扮して夢を売る働き手が、自らの労働環境について声を上げるのは異例だ。何があったのか。「憧れの仕事なので、ずっと我慢してきました。でも耐えきれません」。7月19日に千葉地裁に提訴した原告の契約社員の女性(38)は、そう打ち明けた。
5年以上にわたり、上司からパワーハラスメントを受けていたと主張。安全に働ける職場環境をつくる義務を会社が果たしていないとして裁判に踏み切った。パワハラの背景に、過酷な労働環境によるゆとりの欠如があると訴えている。
訴状などによると、きっかけは2013年1月ごろ。着ぐるみのキャラクターに扮し、客にあいさつをして回る「グリーティング」業務の最中に、男性客に右手の薬指を無理やり曲げられ、けがをしたことだった。
労災申請をしようとすると、上司に「それくらい我慢しなきゃ」「君は心が弱い」と返された。役の変更を申し入れたが、「わがままには対応できない」と取り合ってもらえなかったという。ぜんそくの症状が出るとして楽屋の環境改善を相談したときにも、「病気なのか、それなら死んじまえ」「30歳以上のババァはいらねーんだよ」と突き放されたとしている。
女性は1回約30分のショーに1日5回ほど出演し、半屋外のステージから楽屋に帰ってくるたびに水を飲む手が震えるほどの疲労を感じたという。夏は酸素不足のサウナで踊り続けるような息苦しさだと訴える。
人員が少ないため、けがをしたり、体調を崩したりしても、容易に休みにくい雰囲気があると女性は思っている。「無理なく働ける環境がパワハラを無くすためにも必要だと思います」
もう一人の原告である契約社員の女性(29)の訴えは、着ぐるみでの過重労働を続けた結果、日常生活に支障をきたす疾患になったのに、会社が責任を認めず、業務を改善していないというものだ。
訴状などによると、女性は15年2月に入社後、総重量10~30キロの着ぐるみを身につけ、屋外のパレードやショーに出演。16年11月ごろから左腕が重く感じ、手の震えが止まらなくなったが、休みを取りにくく、16年11~12月のパレードの出演回数は計50回に上った。
17年1月に症状が悪化し、腕をあげると激痛が走り、手の感覚がなくなったという。病院で診察を受け、神経や血流の障害で痛みが出る「胸郭出口症候群」と診断された。17年8月には労災認定を受けた。
女性は今、休職中で復職を希望し、「会社側には業務の質や量を見直してもらいたい。このままでは同じような症状に苦しむ人が出るかもしれない」と話す。
去年、労災認定された時に取り上げたんやけど…
そもそも、女性が着ぐるみやってるのに無理があるわな。
重さ20~30キロの衣装を着る事もあるんやからなぁ。
それを、「憧れの仕事」って事で我慢してたら、体が悲鳴をあげて、それを相談したら…
「病気なのか、それなら死んじまえ」
「30歳以上のババァはいらねーんだよ」
「夢の国」どころか、どこのヤクザなんですか?
まぁ、そもそも、東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランドが…
裏社会との癒着に、問題食品の多用…ディズニーを揺るがせた事件簿
ここ10年間で、OLCが最も世間を騒がせた事件といえば、やはり05年5月に発覚した、元暴力団幹部が関与する不動産会社への利益供与疑惑だろう。読売新聞のスクープを端緒に広く報じられたこの事件は、広域指定暴力団・松葉会の元最高顧問にして、右翼団体の全国組織「全日本愛国者団体会議」の名誉議長でもあった志賀三郎氏の関連企業「中央興発」に、OLCが本社社屋や別館の清掃業務を全面委託。中央興発はそれを大手ビルメンテナンス会社に丸投げして、年間5000万円近い利益を得ていたというものだ。
契約が締結された84年9月以降、およそ20年間にもわたって、巨額の費用が”裏社会”へと流れていたとなれば、やはりブラックのそしりを受けてもしかたない。
とはいえ、そもそもOLCは、浦安沿岸の埋め立てを主な事業とする土地開発会社。広大な土地の利権に群がる面々とも浅からぬ関係にあったことは想像に難くない。
事実、TDLをめぐって繰り広げられた暗闘の歴史を紐解けば、田中幾太郎著の『東京ディズニーリゾート 暗黒の軌跡』(リベラルタイム出版社)などでも触れられている通り、地元の有力政治家や不動産ブローカーに混じって、児玉誉士夫や笹川良一といった昭和の”黒幕”たちまでゾロゾロ出てくるのだから、何をかいわんや。2代目社長・高橋政知氏でさえ、生前「叩けばいくらでもホコリの出る会社だった」と述懐している。つまりTDLは、とても子どもには聞かせられない金の亡者たちの飽くなき利権争いの上に築かれているわけだ。
では、95年の社長就任以来、現在もCEOとして辣腕を振るい続けている加賀見俊夫会長の周辺はどうなのか?
むろん加賀見氏自身は、前出の志賀氏との関係を「面識がある程度」として、その癒着ぶりを言下に否定しているが、OLC創成期から高橋氏の右腕として東奔西走してきた加賀見氏が、裏人脈を含めた高橋氏の遺産を受け継がないとは考えにくい。
実際、利益供与事件の直後には、OLCがこれまた志賀氏の関連企業である「京三建設工業」とゴルフ場開発会社「酒々井開発」に計3000万円の出資をしていることが発覚。さらに従業員8人の小さな土建業者「頌栄建設」と加賀見氏個人との”特別な関係”や、同氏の親族企業「マルカ商事」への数億円単位のコンスタントな発注など、どうにもキナ臭い疑惑が噴出している。
これらの疑惑を先頭に立って追及してきた月刊誌「THEMIS」(株式会社テーミス)では、加賀見氏お気に入りの浅草芸者に毎月数百万単位の振り込みがあるといった情報までもが、内部告発者の話として報じられており、これらのすべてが真実なら、夢の国が聞いてあきれる内実だ。
ヤクザとズブズブの関係やからねぇ。
「ブラック企業」なんか可愛いもんですな。
何にしても、子供には聞かせられん話やけど、大人は「夢の国」の裏にはこういう事があるってのを理解しいて欲しいもんです。
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