「成績の良し悪しは環境よりもDNAが影響してる」事が明らかになったらしい…今日この頃。
(; ̄□ ̄)ナヌッ?
先月の瓦版で…
このニュースで人生は「DNA」よりも「環境」が決めるって事を証明したって書いたばっかりやのに…
成績の義愛は環境よりもDNA
「成績の良し悪しには環境よりもDNAが影響している」英大学調査により明らかに
ありゃりゃ。
英キングス・カレッジ・ロンドンが、1万1117人(16歳)のGCSE(英国で義務教育終了時にほとんどの中学生が受ける中等教育修了試験)スコアを分析したところ、DNAが生徒の成績に及ぼす影響力は環境要因の約2倍であることがわかったそう。なんでも、英語、数学、科学の成績に差が表れる原因の58%は子どものDNAの違いで、学校や近隣の環境、家庭環境などの環境要因による差は29%だったとか。残りの13%は、遺伝や環境以外のその子どもの個性によるものだという。また今回の調査では、数学や理科など科学の分野の方が、美術や音楽などの分野よりもDNAの影響を受けやすいことも判明したそうだ。
DNAが58%、環境が29%、残りの13%が子供の個性と。
ちゅうか、「個性」ってDNAが決めるんとちゃうの?
そうなると、ほとんどDNAが決めるって事になるけど…
ただなぁ、そのDNAが持ってるレベルに到達するには、やっぱり環境の影響が大きいわけで、勉強ができる素質があったとしても、勉強をさせてあげる環境がない事には、その素質は開花せん。
まぁ、頑張っても、そのDNAの持つ能力よりも上にはいかれへんのかもしれんけど…
ちゅうか…
数学や理科など科学の分野の方が、美術や音楽などの分野よりもDNAの影響を受けやすいことも判明したそうだ。
「成績」うんぬんよりも、こっちの方に驚いたわ。
美術や音楽ってのは、「才能」っちゅう「DNA」の影響が大きいと思ってたけど、違うんやな。
まぁ、「明らかになった」って言うても、DNAをどうやってサンプリングしたか分からんし、まだまだDNAは未知の部分が多いし、これで「確定」したわけやない…と、負け惜しみを言うときます(笑)
それに…
ただし、だからと言って最初から諦めてしまうのではなく、DNAの違いを補えるような、パーソナライズされた教育のシステムが必要だと同氏は示唆している。
って、この記事が締めてるように、「苦手」なだけであって、必ずしも「できん」って事やない。
その子にあった勉強法を見つけてやりゃ、苦手も克服できるわけで、そういう「環境」を整えてやる事がやっぱり一番重要って事ですな。
今の時代…
こういう事が簡単に分かるんやし(簡単っちゅうても6万4千800円もするけど…)、子供にどういう「才能」があるかっちゅうか「DNA」の情報を持ってるかを知っとく必要はあるかもな。
それを知って、長所を伸ばすんか、短所を克服させるんかを、親は考えてやる。
それで、それに合った「環境」を用意してやりゃ「DNA」の差は埋められるはず。
という事で、こういう記事を見てもやっぱり「環境が決める」って言い続ける事にします(笑)
「成績」っちゅうか、勉強ができる、できんってのは、知ってる(覚えた)か、知らん(覚えてない)かの違いでしかないわけで、これは教わった「環境」が大きいやろ。
それに、親の成績が悪いからってDNAに差があったとも限らんわけで、実は「やればできる子」やっかかもしれんしな(笑)
親は自分の成績が悪かったからって、我が子も成績が悪くなると思わんと、まずはちゃんと検査して、科学的に知っとくべきですな。
ただ、エジソンが「天才は99%の努力と、1%のひらめき」って言うとるけど、この「努力」がくせ者で、個人的には、この「努力し続ける」って事こそが一番の「才能」やと思う。
多分、これは克服できんのとちゃうかなぁ。
「夢は諦めなければ必ず叶う」とも言うけど、結果が出んのに努力し続けられるってのは、「才能」以外にないやろ。
小市民は、集中力が持続せんから、すぐ飽きるし、「そんなのやっても無駄」って、やらんでも良い言い訳を考えるしなぁ。
克服する事ができるとしたら、「信じる心」を育てるんやなくて「疑わない心」を育てるべきかもな。
「信じる」ってのは、「疑う」事を打ち消す事やから、結構エネルギーがいる。
「疑わない」ってのは、疑う事を最初から否定する事なんで、比較的エネルギーも少ないし、入りやすい。
まぁ、騙されやすくなるかもしれんけど…
何にしても、何事においても一番必要な事は「忍耐力」。
子供には、何をおいても、この「忍耐力」を最初につけさせてあげて欲しいもんですな。
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