「100gの水に、食塩20gを溶かしたら、その重さは何g?」という問いの正答率が小中学生で半分以下らしい…今日この頃。
(◎皿◎)ナンデスト!!
こんな基本中の基本の「質量保存の法則」の理解率が50%以下やから、あるあるやら、環境問題、その他似非科学にコロっと騙されるんやろなぁ。
何でも、水に溶けて見えんようになると、無くなると思うらしい…
まぁ、政治家に100万使って接待して、帰りに足代として20万渡したら、合計でいくらつかってもらった?
って聞かれて、「記憶にございません」って答えるのと一緒か。
(= ̄▽ ̄=)
科学が万能っていうつもりはないけど、こういう基本中の基本を理解してへんと、霊だの何だの、オカルト系にもコロっ騙されることになる。
よくガキが「勉強なんか社会に出て役に立たん」って言うけど、方程式にしろ、公式や法則がそのまま実生活に出ることは少ないけど、解き方や考え方を知ってるのと知らんのと、知識があるのとないのとじゃ、物事に対する捕らえ方が全然違うようになる。
論理的な思考をしたり、真実を見極める目を持つには、義務教育で習うこと全てが関わってくるってことに気付かんといかんわな。
せめて、数学と国語だけはちゃんとで勉強して欲しいもんです。
それにしても、教える側が問題なんか、学ぶ側が問題なんかよう分からんけど、個人的には学ぶ側が理解出来んのは、教える側が完全に理解してへんのやと思うな。
分からん相手に教えようと思ったら、こと細かく完全に理解してへんと伝わらん。
ある程度の理解力があれば、だいたいでも相手が理解してくれるけど、さっぱりの相手は何が分からんのかも分からんのやから…
小中学やったら、たまには生徒に「教える」ことをやらせてみた方がええかもしれんな。
人に教えることで、逆に学ぶことも多いし、気付かんった部分が見えることもある。
教師の質うんぬんの前に、学ぶ環境とか、「学びたい」っていう意識や興味を持たせることが重要ですわ。
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