小学2年生の国語のテストが「難解すぎる」らしい…今日この頃。
(; ̄□ ̄)ナヌッ?
小2の国語なんか難しいわけないがな。
どれどれ…
小学2年生の国語のテストが難解すぎる
えぇーーーーーー
まじで?
何で?
1.星が(きらきら・キラキラ)している。
2.犬が(わんわん・ワンワン)ほえた。
3.うさぎが(ぴょん・ピョン)とはねた。
全部カタカナやと思った(汗)
何でそうなるねんって思ったら、「擬態語はひらがな、擬音語はカタカナ」ってルールがあるんやとか。
言われてみれば習ったような気もするけど…
星がきらきらしている。
やと、読みづらいっていうか、イメージしづらくない?
ちゅうか、そもそも何でそんな「ルール」になってるんやろと思ったら、カタカナの成り立ちにルーツがあるらしい。
そもそも「カタカナ」は、僧侶が漢文を読むのにそのままやと読みづらいからって事で、「送りがな」として発明されてる。
例えば…
国破山河在
これを、日本語で読むと「国破レテ山河在リ」になるわけやけど、こうやって「意味のない音」を表わす字として使われてきたのがカタカナ。
そもそも「カタカナ」は、漢字と同列に扱われてて昭和の初期までは、公文書の送りがなはカタカナやった。
ちなみに、漢字の音読みのふりがなはカタカナが正しいんやと。
なるほど。
まぁ、「ひらがな」は、女が使う文字って事になってたのもあるんやろな。
こうして普通に使ってるけど、改めて考えると「日本語」って、ほんま難しいな。
いやぁ、小2の国語のテストって事でバカにしてたけど、勉強になりました。
この小2の国語のテストが「難解すぎる」って話題になってるって事は、日本語のルールが忘れられてるか、無視されてるって事になるわけやけど…
一応ルールはあるけど、そういう細かいルールに縛られず、未だに「日本語」は進化し続けてるって事なんやろな。
「ギャル語」なんてのも生まれたりもしたけど、社会は、それを完全に否定にするわけでもなく、ある程度受け入れて、「ギャル」以外の人も使うようになって、「日本語」として定着する。
こういう言葉に対する柔軟性って、日本人特有のもんやろな。
伝統を残しつつ、新しいもの受け入れて、常に進化していく。
まぁ、「日本語」が完成したから歴史が浅いってのもあるんかもな。
アルファベットや漢字が3000年以上の歴史があるのに対して、カタカナで1300年程度、ひらがなで1200年程度。
半分も歴史がない。
何にしても、こういう世界でも希な「言語」を持ってるんやから、国際化がどうたらで、英語教育を重視するより、もっと深く「日本語」を教えて欲しいもんです。
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