摂取する食事とガンの発生リスクはほとんど関連性がない事が判明したらしい…今日この頃。
(◎皿◎)ナンデスト!!
「あれを食うと癌になる」「これを食うと癌になる」「あれを食うと癌にならない」「これを食うと癌にならない」っちゅう今までの「常識」は何やったんや?
摂取する食事とガンの発生リスクにはほとんど関連性がないことが判明
1997年に世界がん研究基金およびAACRが共同で膨大な報告書を提出した頃とは正反対の状況となっています。当時の研究では、緑黄色野菜は肺ガンと胃ガンのリスクを下げ、直腸ガンと甲状腺ガンにはブロッコリーやキャベツ、芽キャベツの摂取が効果があることなどが語られていましたが、一転して2007年の報告では、特定の食物によるガン発生のリスク軽減効果はほぼ認められない、という結果が報告されています。
一転っちゅうか、180度違うがな。
何でそうなった?
1997年からの約15年で研究結果が一転することになった最大の理由は研究で用いる手法がより緻密なものになったためと考えられています。以前の研究では、対象者への聞き取りは本人の記憶に頼るところが大きかったのに対し、現在ではより科学的な検証方法が取り入れられたことで、客観的な検証が可能になっています。
今までの調査方法は「科学的」やなかったと。
「統計データ」を基に推論するから、こうなるねんな。
こういうのは、ちゃんと科学的に検証せな。
で、何の物質が癌を抑制するのか、癌を発生させるのかを突き止めてから言わんと。
「○○を食べてた人の癌細胞が減った」とか「○○を食べてた人が癌になった」っちゅうても、○○だけを食ってるわけやないし、住んでる環境もそれぞれなんやから。
脂肪分の高い食物とガン発生の関係も、その根拠が疑われるようになってきています。これまでは牛肉や羊肉の摂取が直腸ガンの発生につながると考えられていましたが、2011年の研究発表ではその賛否が二分されるという状況になっています。50歳代の男性が毎日約150グラムの赤身肉を食べ続けた場合には、直腸ガンの発生リスクが10年間で1.28%から1.71%に上昇するという研究結果が発表されていますが、その影響はごく限定的といえるレベルです。
結局のところ、食いもんに癌を抑制する効果もなけりゃ、癌を発生させる効果もないと。
まぁ、そうやと思ってた(笑)
まだ研究段階なんで、癌の発生リスクを下げるもんはないにしても、癌の発生リスクを上げるもんはあるかもしれん(限定的とはいえ若干上昇してるし)ので、結論を出すにはちょっと早い気はするけど、癌にならん為に食いもん選別する方が精神的に悪いって事は言えそうですな。
「病は気から」って言うし、健康に気を使いすぎて病気になる事もあるわけで、頭の片隅に置いとくだけにして、気にせん方が健康には良いと思う。
それにしても、日本人の2人に1人が癌になって、3人1人は癌で死ぬ時代やからなぁ。
オイラのオカンも癌で死んどるんで、「癌」と聞くと「死」しかイメージできんから、できる事なら癌にはなりたくないけど、近藤誠の本なんかを読むと、癌で死んでるんやなくて、治療をするから死んでるって話やからなぁ。
こうなってくると、何がほんまか分からん。
とりあえず分かってるのは、人間の死亡率は100%って事。
死なないように生きる事を考えるより、どうせ死ぬんやから、長く生きる事を考えるより、今、生きてる事を楽しんだ方が絶対に得。
好きなもんを食って、やりたい事をやって、それで死ぬなら、そういう「運命」って諦める事ですな。
ちゅうか、味気のないもんを食って、少々長生きしても、そんな人生はつまらんと思うんで、これからも好きなもんを悔い続けていきたいと思います。
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