老化を促進する物質が特定されたらしい…今日この頃。
“Ωヾ( ̄o ̄)ヘェー
大阪大の小室一成教授らの研究グループが老化を促進する物質を特定したらしいんやけど、この物質は「C1q」っちゅうタンパク質らしく、このC1qのシグナルの活性化を抑制したら、老化を防止できるらしい。
ようするに、将来、老化防止の薬が作られる可能性があると。
いよいよ、人類は、「不老不死」に到達するわけか。
有史以来、権力者が「不老不死」の薬を探して、色んなもんを試しとるけど…
一番有名なんは、秦の始皇帝の水銀やろな。
始皇帝が不老不死の薬を徐福に探させて、日本に来てたから、日本に徐福伝説っちゅうもんがあるんで、知ってる人も多いんちゃうか。
で、結局、水銀が防腐剤として使われてたっちゅう事で、水銀を飲む事になるんやけど…
その水銀のせいで苦しんで死ぬっちゅうアホな結末を迎えるねんな。
で、とうとう人類は「不老不死」の薬に到達するかもしれんのやけど、そんな薬って必要かね。
そこまでして長生きしたい理由がどうにも理解できんわ。
終わりがあるからこそ、今が輝くわけで、終わりがなけりゃ必死に生きようとも思わんようになる。
何より、全てが「先送り」になるがな。
「不老」もなぁ。
まぁ、老いを実感してるだけに、ありゃ正直有り難い面もあるけど、老いもそれなりに必要なんとちゃうか?
老いて代替わりがあるからこそ、「進化」っちゅうもんを手に入れたわけで、「老い」がなけりゃ、今頃人類は絶滅してたやろ。
まぁ、「美魔女」なんっちゅう訳の分からん言葉も生まれる時代やから、もし出来たら買うヤツは腐るほどおるんやろな。
こういうのが進むと、肉体的には美しいのが増えるかもしれんけど、精神的に醜い人間が増えそうで、何だか複雑です。
ちゅうか、ずっとピンピンしてて、カネにも困らんのなら1000年ぐらいは生きてみたい気もするけど…
未来の世界を見てみたい願望がないわけやないんで、見たい気持ちはあるけど、やっぱり、50前後で終わるのが一番の理想です。
長生きするヤツが増えるって事は、価値観の固定化に繋がるわけで、日本が、これだけ長期に停滞してるのも「高齢化」して上の世代がいつまでも生きてから。
新しい発想を社会に浸透させる為には、早く死んでもらった方がええねん。
長生きする人間が増えるって事は、社会の「新陳代謝」が滞って、成長せんって事。
「不老不死」なんかできた日にゃ、人類滅亡のサインなんで、できても実現させん方が良いと思う。
ちょっとしたアンチエイジング程度なら反対はせんけど、「長生きは良い事」って価値観は、そろそろ変えて欲しいもんですな。
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