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日本の授業、受け身的=4カ国高校生調査―青少年機構

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日本の授業、受け身的=4カ国高校生調査―青少年機構

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170313-00000076-jij-soci







これは、高校生の問題やなくて、政治の問題やと思うけどな。

日本の高校生が受けている授業は米国、中国、韓国に比べて受け身的で、生徒はきちんとノートを取る一方、居眠りをする割合も高く、グループワークなどへの参加は消極的という調査結果を、国立青少年教育振興機構が13日に発表した。

「受け身的」なのは教育の成果やろ。

日本の教育制度ってのは明治の富国強兵政策以来、勤勉で従順な労働者を育成する事に重きを置いてきたわけで、言われた事を正確にこなす人間を育成してきた。

「受け身的=正しい」って教えてきとるのに、「受け身的」で批判されたらどないしたらええねん(笑)

小学校時代に漢字ドリルだの算数ドリルだのを正確にこなす訓練だけをずっとさせといて、今更、「自分で考えろ」「自分で調べろ」って言われてもすぐにはできんやろ。

授業について「教科書に従ってその内容を覚える」と感じている高校生は、日本は「ほとんどそうだ」「半分以上はそうだ」を合わせ91.2%で、中国に続いて多かった。一方、「個人で調べ、まとめ、発表する」は16.6%、「グループで課題を決め、考え、調べる」は11.9%で、いずれも4カ国中最も低かった。

そりゃこうなるし、受け身で知的好奇心を刺激せんから、つまらんようになって…

授業中の態度や行動を聞くと、日本は「きちんとノートを取る」に「よくある」と答えた割合が79.4%でトップだったが、「居眠りをする」も15.0%と4カ国中最多。「グループワークのときに積極的に参加する」は25.3%、「積極的に発言する」は3.7%でいずれも最少だった。

寝ると(笑)

当然の結果やん。

こうなるように躾けとるんやから。

だいたい…

かけ算の順序問題 - Wikipedia
例えば、1つぶんの数×いくつ分で求まるかけ算の文章問題では、「6人のこどもに、1人4こずつみかんをあたえたい。みかんはいくつあればよいでしょうか。」という設問に対する、「(しき)6 × 4 = 24(こたえ)24 個」という解答を不正解にすべきかどうかが問題となる。日本の小学校では、1つぶんの数×いくつ分の順序で書かれている式のみを正解とする採点方針がしばしば見られ、式を不正解とし答えを正解とすることがある。これに対して、交換法則が成り立つからどちらの順序でもよい、トランプ配りのように1こずつ渡した子は6をひとつ分(1巡分)と考えることもできるなどの批判がある。日本の小学生向け教科書、学習参考書に例示されている式は「1つぶんの数×いくつ分」の順序にほぼ統一されている。逆の順序に書かれた式を不正解とみなす記述は、各社の教科書指導書および一部の教科書・学習参考書に見られる。しかし、文部科学省による学習指導要領および指導要領解説では順序は規定されておらず、文部科学省は新聞の取材に対して採点方針は学校現場に裁量があるとしている。

こういう問題が起きるように、日本は言われた事を言われた通り正確にこなす人間が求められとるわけで、ガキの頃からそういう風に教えてる。

そういう風に躾けといて、「これじゃあかん」っておかしいやろ(笑)

勉強の仕方の設問では、日本は「試験の前にまとめてする」が69.3%でトップ。「できるだけ自分で考えようとする」「勉強したものを実際に応用してみる」「教わったことを他の方法でもやってみる」などは最下位だった。

これも、正しい答えを正しい方法で導く事しか教えられとらんし、点数を取る事が一番重要って事になっとるんやから、他の事を考える余裕なんかないがな。

これは、高校生の問題やなくて政治の問題やねん。

まぁ、色々試して「ゆとり教育」なんちゅうもんをやって失敗して、また元に戻っとるみたいやけど。

何にしても、子供を教える教師がこういう事しか教えられとらんわけで、今更違う事なんか教えられへんし、やるなら小学校からやらんと意味がない。

なので、小学校の宿題をドリルやなくて、自由研究とか「自分で考える」「自分で調べる」って事に重きを置いたものにする事ですな。

どっちにしても、10年、20年ぐらいはかかるんで、こういう高校生を「あかん」って言うなら、今すぐ義務教育の教育方法を見直しましょうって事で。


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