不法投棄を隠蔽する為に盛り土をしたり、木を植えたりしてたわけか。
逆に今までよう崩れんかったな。
完全に不法投棄の人災なわけで、丸釜釜戸陶料は原状回復に損害賠償と。
産廃に盛り土や植木 中央道の土砂、不法投棄裏付けか
岐阜県瑞浪（みずなみ）市の中央道脇で崩れた土砂に産業廃棄物が大量に混じっていた事件で、現場近くの陶磁器原料メーカー「丸釜釜戸陶料」が、産廃に盛り土をしたり木を植えたりしていたことが、同社への取材でわかった。県警は、同社が産廃を仮置きするのではなく不法に投棄していたことの裏付けになるとみて調べている。捜査関係者や県などによると、同社は第３工場近くの斜面に所有する採石場跡に、製造過程でできる規格外の珪石（けいせき）の粉末や汚泥などの産廃を運び込んでいた。１８日の雨で一部が崩れ、産廃の汚泥が大量に混じった土砂が中央道に流出。巻き込まれた車に乗っていた６人が重軽傷を負った。
同社の水野辰英会長は県警に対し「産廃の上に土をかぶせ、木を植えていた」と説明しているという。このため県警は、現地が仮置き場ではなく、投棄場所だったとして、不法投棄の疑いがあるとみている。不法投棄の事実を隠蔽（いんぺい）しようとした可能性もあるとみて、実態解明を進める。
水野会長は２４日、朝日新聞の取材に、産廃への盛り土や木を植えたことについて、「結果的には隠蔽なのかもしれませんけど。田舎は木があって当たり前という感じなので、木を増やそうとやった」と説明した。
「木を増やそうと思った」って陶磁器の原料の上に木を植えたって根付かんやろ。
この期に及んでそんな嘘つかんでもええっちゅうの。
まぁ、先代からずっと40年ぐらいやってたって事やから、悪い事をしてる感覚もないか。
全量不明捜査長期化も
不要となった窯業原料を斜面に無許可で捨てていた疑いで、岐阜県瑞浪市釜戸町の窯業原料製造会社「丸釜釜戸陶料」に強制捜査の“メス”が入った。同社の水野辰英会長はマスコミの取材などに違法と認識していたことを認めているが、長期にわたって投棄していたとみられることなどから、実態解明には時間がかかりそうだ。
「（検挙までに）時間はかかる」。県警幹部らは口をそろえる。現時点で、廃棄物の全量は明らかになっていない。廃棄物は袋に詰められていたほか、そのまま捨てられた物もある。県警は家宅捜索で大量の書類などを押収したが誰の指示で、いつ、誰が、どのくらいの量を廃棄していたかなど、特定しなければならない事項は多い。
廃棄物処理法違反の時効は5年。水野会長は40年ほど前から同社では産廃を投棄していたと話しており、廃棄された時期の特定も必要となる。捜査関係者は「供述に頼らざるを得ないケースも出てくるだろう。全量の推定はするが、犯罪事実として固められる分がどれだけになるかは見通せない」と話す。
あまりにも長期間に渡っての不法投棄やし、量も大量なんで、逮捕するのにも時間がかかると。
ちゅうか、40年も不法投棄してたんやったら、行政の不作為の責任も問われんちゃう？
どっちにしても、原状回復費用に損害賠償費用を丸釜釜戸陶料一社で出せるとも思えんしなぁ。
発癌性物質も心配やけど、これを元に戻すのって相当な金額がかかるやろうしな。
会社が倒産して、結局、自治体が肩代わりするって形になると。
被害者が被害者の金(税金)で原状回復、損害賠償するって事か。
何ともやりきれん話ですな。
何にしても、前回…
不法投棄の人災って書いて注意されたけど、これで完全に確定ですな。
しっかり、罪は償って欲しいもんです。
コメント
これだけの事故を起こしておいて会見する度にこの期に及んでと思う返答しか聞かれない。罪の意識は有るんでしょうかね・・・