それでは、前回の続き。
宮殿も出来て、一段落するとニニギは、アメノウズメに…
それと、サルタヒコの名前を貰っときや」
まぁ、結婚しろってことなんやろな。
それで、天皇家ゆかりの神社で神楽を行う女性を猿女の君と呼ぶようになったとさ。
ちなみに、古事記の編者の1人稗田阿礼の稗田氏は猿女の君と血縁関係らしい。
アメノウズメに送り届けられたサルタヒコなんやけど、阿耶訶(あざか 現在の三重県松阪市)で漁をしている時に比良夫貝に手を挟まれて溺れてしまう。
それで、サルタヒコが底に沈んでいる時の名をソコドクミタマ(底どく御魂)と言い、泡粒が立ち上る時の名をツブタツミタマ(つぶ立つ御魂)と言い、その泡が裂ける時の名をアワサクミタマ(泡咲く御魂)と言うようになったとさ。
サルタヒコを送り届けたアメノウズメは、帰り道で大小あらゆる魚を集めて…
って聞いたんやけど、みんな仕えるって言うとるのに、ナマコだけは何も答えんねんな。
それに怒ったアメノウズメが…
ちゅうて、小刀で口を切りよるねん。
それで、今でもナマコの口は裂けとるんやと。
何のこっちゃ(笑)
こういう小話を挟みながら、話はニニギの恋バナへ。
ある時、ニニギが笠沙の岬(鹿児島県川辺群笠沙町の野間岬)に立ってると…
あまりの美しさに、一瞬惚れするニニギ。
「イワナガヒメ(石長比売)って姉が1人おるよ」[/speech_bubble]
何で、この流れでプロポーズなんかよう分からんけど、とにもかくにもいきなり結婚を申し込む。
それで、ニニギはオオヤマツミの所に使いを送って話をさせると、オオヤマツミはめちゃくちゃ喜んで結婚を認める。
しばらくすると、たくさんの祝いの品と一緒に姉のイワナガヒメが来て…
ところが、美女の妹と違い、姉はかなりのブサイクで…
ニニギは無言のまま、イワナガヒメを送り返す。
……
こりゃ、コメントのしようがないな(汗)
イワナガヒメを送り返されたオオヤマツミは、ニニギに手紙を送る。
けど、あんたはコノハナノサクヤヒメとだけ結婚したから、木の花のようにはかなく散るやろ」
そういうわけで、今でも天皇には寿命があるんやと。
天皇は現人神やのに、寿命があんのはこういう理由やったんやな。
結婚の時からこんな状況で、この後もトラブルが…
今回はここまで。
コメント
それは!嘘でしょ!古事記成立考にもかかれてない!
古事記のタブー天皇の正体
阿弥陀様に天象の義したら良いみたいです。白洲次郎が!極秘文書燃やしたから!