3ヵ月後に過去に行けるタイムマシンが出来るらしい…今日この頃。
(◎皿◎)ナンデスト!!
アインシュタインの相対性理論をかじれば、計算上未来へ行けるの理解出来るけど…
未来へ行けるっちゅうても、未来に行くわけやなく、自分の時間が周りの時間より相対的に遅れるっちゅうだけの話で、犬が1年に4つ歳を取るっちゅうのと似たような話やからなぁ。
ちなみ、新幹線で東京から博多まで移動すると0.1秒未来へ行けるらしい。
ちゅうのも、0.1秒周りの人間より遅くなっただけの話やから、それを未来へ行ったと解釈するかどうかは…
ようは、時間は絶対的なもんやなく、相対的に変化してるっちゅう考え方やな。
まぁ、やるとしたらスペースシャトルのさらに速いやつを作って1年間移動して、地球に戻ってきたら100年後っちゅうのは、理論的には出来そうやけどなぁ。
浦島太郎みたいなのは理論的に出来ても、それやとあんまり意味ないわな。
だから未来に行けるのは、何となく理解出来るんやけど、過去はなぁ…
で、モスクワの数学協会のIrina Aref’evaっちゅう学者とIgor Volovichっちゅう学者が…
「実験による原子破壊のエネルギーによって微粒子が光の速さに近いスピードで衝突し、過去への扉が開かれる。」
「もしエネルギー量が十分にあれば時間は歪み現在と未来をつなぐタイムトンネルも発生する」
って言うとるんやって。
で、その実験っちゅうのが、欧州原子核研究機関(CERN)は宇宙の起源を知るために、ビッグバン後の10億分の1秒を再現する事を目的とした原子破壊の実験らしいんやけど、それが5月にジュネーブで行われるらしい。
この実験によって、タイムトンネルが開かれるって言うとるんですわ。
まぁ、仮にそのタイムトンネルが出来たとして、どうやって移動するんやろな。
地球は止まってるわけやなく、常に動いてるわけで…
過去に行くとして、位置はどうやって決めるんや?
その位置までも決めれるとしても、過去に行くとその物質がないわけで、存在せんもんが存在するっちゅうパラドックスが出来るんやけど…
まぁ、これも数学のなせる技か。
話は変わるけど、パラドックスと言えば有名なのがゼノンのパラドックス
その中で有名なのが、アキレスと亀の話。
アキレスっちゅうとギリシア神話に出て来る足の速い神様なんやけど、このアキレスがハンデをつけて亀と競争する絶対に追いつけないっちゅうヤツな。
ハンデをもらって先に亀がスタートする。
遅れてアキレスがスタートする。
この時の亀の地点をAとすると、アキレスがA地点に行くまでに亀はB地点まで進んでいる。
また、アキレスがB地点に行くまでに亀はC地点まで進んでる。
これを無限に繰り返すとアキレスは亀に追いつけない。
一見おかしな話やけど、これを数学的に否定するのがなかなか難しい。
説明し出すと長くなるので、興味のある人は調べてみて下さい。
まぁ、完成する完成せんは、個人的にはどうでもええ話なんやけど、完成したらどうなるのかを論理的に考えるのええ頭の体操や、色んな訓練になる。
例えば、タイムマシーンの移動速度に人間が耐えられるんかとか、両親が出会わんかったら今の自分はおらんのに、過去に行けたらその自分が両親を別れさすことが出来るのかどうかとか…
そういうことを考えると、普段の発想にも繋がるんやな。
みなさんもたまには、そういう事を考える時間を作ってみてはどうでしょう。
何にしても、タイムマシーンとかゼノンのパラドックスにしても、論理的な思考から哲学までに及ぶ。
数学を計算するだけの学問やと思ってるからおもしろくないわけで、人生全般に関わってくると思えば、嫌でも勉強しておいた方がええと思うやろ。
人生の問題を解くには数学が絶対に必要っちゅうことですわ。
数学嫌いの人も、やれるうちにやっとかんと、年取ると数式見るだけで頭が痛くなるで。
ということで、3ヵ月後にタイムマシーンが完成してることを期待しましょう。
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