近眼やったのが老眼になって、最近は「かすみ目」も出てきて「視力」には悩んでるんやけど、1日3分で回復するんやったらええな。
まぁ、PCとスマホの見過ぎやろうから、回復したとしてもすぐに元に戻るんやろうけど。
子供も高齢者も「視力」に悩んでいる
「最近本やパソコン、スマホを見ると目が疲れる。でも眼鏡もかけるのもなあ」「子どもの視力が悪くなってどうにかしてあげたい」。そう思う方から「視力をよくする方法はありませんか?」と、よく質問を受けます。レーシックなど、眼科医の中でも「視力を回復する方法は手術以外ない」という考え方が特に日本では主流です。が、レーシックには感染症やドライアイなどのリスクがあります。
しかし、最近の論文で「ガボール・パッチ」という方法が新たな視力回復の方法となりうることが示されてきました。
カリフォルニア大学の研究では、大学の学生16人と65歳以上の高齢者16人を対象とした研究で、近視も老眼も視力の改善が示されました。119人を対象とした研究でも(平均年齢49歳、40~63歳)視力の改善はもちろん、読書スピードの増加も示されました。
老眼がない人で26%、早期老眼の人で43%、進んだ老眼の人で81%、全体で50%読書スピードが増えたことも示されています。視力が上がる事で日常生活が楽になったり、仕事がしやすくなる可能性もあるように思います。
近眼も老眼も回復するんか。
その回復するメカニズムは
脳が鍛えられるメカニズム
それでは、いったいどういうメカニズムなのでしょうか。簡単に説明したいと思います。モノを見ているとき、人間は目でみた映像を脳で処理して見ています。そのため脳梗塞や脳出血などがあると、たとえ目に何の異常がなくても視力が0.1になることがあります。
これは、脳の病気により見たものを脳で処理する能力が落ちてしまうためです。同様に認知症であったり、脳の機能が落ちると視力が下がってきます。認知症の患者さんですと、受け答えが鮮明にできる方であっても視力が出にくい方がいるのはこのためです。
逆に目が多少悪くても、脳が補ってくれるという部分があります。例えば盲点といって、人間の目は片目で見ると一部分が見えません。
左目を隠して、右手をまっすぐ前方に出し、右のひとさし指を立ててまっすぐ正面を見てください。右のひとさし指の先は、目の高さに合わせます。目線はそのままで右のひとさし指(右手)を外側(右側)に水平に動かしていくと、肩幅近くの位置で指先が消えます。実際にやってみれば、見えなくなることが確認できます。
このように、目というのは視界の中に入りそうなものでも、ちゃんと見えていないことがあるのです。つまり、目というのは完全ではないのです。ただ盲点は、このようにゆっくりとじっくりと観察しないと、なかなか気づきません。
一方で普段の生活では、盲点は一瞬で通過します。そのときに脳は、実際は目で見えていない部分を推測して、我々が気づかぬうちに見えたものを補完しています。このように目から入ってくる情報が不鮮明な場合でも脳の機能がよければ、画像を加工して鮮明にしてくれるのです。
「ガボール・アイ」が視力を回復するメカニズムは、この“画像加工能力を上げる”ことにあります。目を鍛える、目の筋肉を強くするという訓練はありますが、ガボール・アイは目の機能は変えません。目を良くするのではなくて見えた画像をはっきりと処理する能力を上げるのです。
だからこそ近視であれ遠視であれ、関係なく見やすくすることができます。目の状態に依存せず今見える画像を鮮明にする方法だからです。2017年には「ニューヨーク・タイムズ」で「脳を鍛えることで老眼も近視も視力が向上する」という記事が掲載されています。
視力検査でも実際は見えてないんやけど、勘で当たる事が結構あるからなぁ(笑)
「C」この手のやつなら偶然合う事もあるけど、あるけど文字を読むやつの場合は「脳で見てる」ってのは実感としてよく分かる。
ガボール・パッチのやり方
まずは下記のような、いくつかの縞模様(ガボール・パッチ)が並んでいる画像を見ていただき、そのなかで同じ縞模様を探します。3分間から10分間を目安に続けてください。
これを3分間から10分間見続けて同じ縞模様を探すだけでええんかいな。
答え
このように同じ画像があるかないか?を判別していくので、パズルとや間違い探しのゲームに非常によく似ています。視力回復につながるポイントとしては「画像を見ようとするのが大切」なので、間違ってもそれでもいいのです。間違ったとしても、「画像を見ようと脳を使う」ことで活性化されます。何度も繰り返し、同じ画像を見るのでよいのです。
「視力を回復させる」ってよりは、「脳を鍛える」って感じやから、実際に視力は回復せんのやろうけど、試してみようと思います。
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