富士山の落石でロシア国籍のドゥブロヴィナ・アンナさんが亡くなったわけやけど、こうやって名乗り出る人もおるんやな。
黙ってたら分からんっちゅうか、そもそも誰かが落としたのか、自然に落ちたんかも判別するのは無理やろうし。
まぁ、良心の呵責に耐えかねて、可能性があるならはっきりさせたいって心情かな。
富士山落石でロシア女性が死亡 「私が誤って落としたかも」
富士山の山頂付近でロシア国籍の女性が落石で死亡した事故で、「自分が誤って石を落としたかもしれない」と話している人物がいることが分かりました。26日午前5時ごろ、ロシア国籍のドゥブロヴィナ・アンナさん(29)が富士山の山頂から約200メートル下で落ちてきた石に当たって死亡しました。警察によりますと、その後、現場で状況を確認したところ、「自分が誤って石を落としたかもしれない」と話す人物がいることが分かりました。この人物は死亡した女性よりも上にいたとみられます。警察はすでにこの人物から事情を聴いていますが、故意ではなく、今回の事故との関連は不明のため、現時点で事件性はないと判断しています。
この事故の富士登山の状況とは違うけど
知り合いの方が送ってくれたお盆時期の富士山吉田ルートの混雑っぷりは地獄。。ちょっと足に自信ある人は富士宮ルート、御殿場ルート、須走ルート、プリンスルートあたりチョイスした方がいいよ。。。特にプリンスルートとかは人ほぼいないからマジで楽。 pic.twitter.com/v6Yxx69FLY
— うちゃか (@sayakaiurani) August 9, 2018
山の日は大渋滞だったようです。登山者は「前を歩いていた人が倒れてきて将棋倒しになりそうだった。これほど混雑すると危険だ」。ひと気のない素晴らしい山が日本には他にもたくさんあるのにねえ。/登山者を抑制できず…「山の日」富士山は大混雑 https://t.co/lXr4dhltVk pic.twitter.com/TNNlF4K6pB
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) August 14, 2018
富士登山はこんな状況なんやから落石も起きるわな。
更に登山道から外れて前の人を追い越すヤカラもおるらしいから、落石なんか当たり前のように起きてるやろうに。
富士山の落石事故では
富士山大規模落石事故
富士山大規模落石事故(ふじさんだいきぼらくせきじこ)とは1980年8月14日午後1時50分ごろに富士山の山頂付近で落石が発生、吉田ルートの登(下)山道を転がった落石が八合目から六合目にかけて多数の登山者を巻き込んだ事故である。この事故による死者12人、負傷者は29人を数え、国内の落石事故史上最悪の惨事となった。
こんな大規模落石事故も起きてるし、落石事故だけやないけど、富士登山では
富士登山では毎年死亡者が出てる
山梨県警及び静岡県警の資料によると、2017(平成29)年の遭難者数は83人、うち死亡者数は7人であった。経年変化では緩やかな増加傾向が確認され、2013(平成25)年と2016(平成28)年に100人を超過し、近年は70~80人で推移している。また、死亡者数については夏山期間外の割合が特に高い。吉田ルートの五合目救護所及び七合目救護所における時間別の受入れ(2014(平成26)~2018(平成30)年平均値)をみると、10~12時の受入れが最も多くなっている。また2017(平成29)年度及び2018(平成30)年度の富士山衛生センター診療実績によると、高山病の件数は2017(平成29)年度で353件(全体の72.3%)、2018(平成30)年度で321件(全体の75.5%)といずれも7割以上を占めている。
毎年必ず死者が出てるわけで、それなりの準備と覚悟をしとかんとあかんわけですな。
半袖半パンでハイキング気分で富士登山してる人もおるみたいやけど、いくら登山道が整備されてるって言うても、そんな気軽に登れる山やないと。
何にしても、ドゥブロヴィナ・アンナさんが亡くなったのは不幸な事故やけど、富士登山では毎年死者が出てるって事は頭に入れて登って欲しいもんです。
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