頑張り続けて大成した人はまわりにはいない。
ただ、頑張らないけど、“あきらめない”ことが大切。
★鎌田實
「頑張れ」って、他人に言うのあんまり好きやないねんなぁ。
オリンピックとか応援してる時は無意識にこの言葉を使うけど、基本、他人に「頑張れ」って言う時は、嫌味か皮肉ですな。
自分自身には「頑張れ」ってよく使うけど。
よくTVなんかで震災にあった人や、事件にあった人とかに「頑張って」って気安く言う人ががおるけど、この時の「頑張れ」ほど無責任な言葉はないと思う。
言う方はそんな事思ってなくても、言われた方は「努力が足りん」って言われてるのと一緒なんやから。
そんな事言われたら「お前に何が分かる!!」「これ以上何を頑張ればええねん!!」になるのも無理はない。
気安く「頑張れ」なんか言えるのは、所詮他人事やからなんやろな。
「頑張る」なんちゅうのは、人から言われるもんやない。
自分自身に言う言葉やねん。
というより、「頑張る」って状況は、それが苦手か、それに向いてないって事でもある。
好きな事とか、向いてる事って、頑張らんでも、夢中で一生懸命できるからな。
ここでの「頑張らない」ってのは「怠けろ」って話やなくて、「好きな事、向いてる事をやれ」って話なんやと思う。
なので、「大成」するには、頑張らないで、好きな事、向いてる事をあきらめずに続ける事。
時には頑張らないとできない事は、すっぱり諦める事も必要なんですな。
頑張らなくても夢中になれる事を見つけましょう。
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