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「三菱重工業 長崎造船所 立神工場」で船の組み立て作業中に爆発 54歳男性作業員が死亡

三菱重工業 長崎造船所 立神工場で船の組み立て作業中に爆発 54歳男性作業員が死亡

溶接中に塗料に引火して爆発したようやけど、三菱重工も色々と劣化が著しいな。

2002年にはコロナで有名になったダイヤモンド・プリンセスの建造中に大規模火災を起こしてるしねぇ。

技術者の高齢化と引き継ぎが上手く行ってないってのが原因なんやろうけど、日本の現場の劣化は留まる事を知らんな。

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三菱重工・長崎造船所で「ガス爆発」 50代作業員が死亡

三菱重工・長崎造船所で「ガス爆発」、50代作業員が死亡
【読売新聞】 22日午前11時25分頃、長崎市の三菱重工業長崎造船所で、「ガスが爆発して傷病者が出ている」と、造船所の関係者から119番があった。長崎署などによると、爆発があったのは、造船所内の組み立て場とみられ、下請け会社の50歳
22日午前11時25分頃、長崎市の三菱重工業長崎造船所で、「ガスが爆発して傷病者が出ている」と、造船所の関係者から119番があった。長崎署などによると、爆発があったのは、造船所内の組み立て場とみられ、下請け会社の50歳代男性作業員が市内の病院に運ばれたが、死亡が確認された。

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三菱重工業 長崎造船所 立神工場で船の組み立て作業中に爆発 54歳男性作業員が死亡

護衛艦を建造中やったって話もあるけど、こんな爆発事故を起こして、死者まで出したら色々と使いづらいわな。

それにしても、コスト的な問題が大きいんやろうけど、下請けの54歳の男性が1人で作業してるってのがなぁ。

安さを求めるあまりに安全が疎かになってるってのが日本の現状ですな。

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現場は三菱重工業長崎造船所立神工場

現場は

現場は三菱重工業長崎造船所立神工場

既に報道されてる通り

長崎県長崎市西立神町1-1の「三菱重工業長崎造船所立神工場」と。

三菱重工 | 沿革: 長崎造船所
三菱重工 長崎造船所の沿革をご覧いただけます。
長崎造船所は、1857年(安政4年)、わが国最初の本格的洋式工場「徳川幕府 長崎鎔鉄所」として建設に着手。 以来、わが国を代表する数多くの船舶を建造するとともに各種発電プラントを手掛けるなど、船舶・機械製造を両輪に活動を続けてきました。

そんな由緒ある三菱重工長崎乗船所も平成に入ってから…

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2002年にはダイヤモンド・プリンセス建造中に大規模火災

まともな船作れぬ三菱重工 3度の火災が示す現場崩壊 | 長周新聞
労働の誇り否定した帰結 三菱重工長崎造船所で建造中の大型客船が3度目の火災を起こした問題は、日本の造船業界、そして製造業立国を標榜してきた日本の産業分野の崩壊状況を物語る象徴的な出来事として各所で話題になっている。世界を牽引する造船技術を誇...
長崎造船所での大規模火災事故は、02年にも起きており、当時イギリスの船会社から受注した同様の豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」(総重量11万6000㌧)が19時間にわたって炎上し、船床面積の4割(5万平方㍍)が焼損した。配管を固定するための部品を天井に溶接する作業で、天井に直溶接する際に提出する「火気作業届」を出さなかったため、上階の部屋の内装に引火したことが原因だったといわれる。この際は、姉妹船として建造していた同型船を急いで改修して引き渡した。

2002年にはダイヤモンド・プリンセス建造中に大規模火災

コロナで有名になったダイヤモンド・プリンセス建造中に大規模火災を起こしてると。

この時に既に

長く三菱で仕事をしてきた男性は、「客船の現場は素人も外国人も入り乱れて、事故や災害などは表沙汰にならないだけで毎週のように起きている。長時間に密閉空間で作業するため夏場には熱中病患者や、塗装工になるとシンナーで廃人のようになる人も少なくない。遅延をとり戻すために派遣会社を通じて期間工を集めているので、“船の仕事ははじめて”という未経験者を船に入れる前に短期間の教育をやって現場に送り込む。高給で連れてくる外国人も多く、工期が遅れて三菱に損失が出ても期間工員には関係ないので、待遇の悪さに腹を立てて工期を延ばしてやろうという心理から火を付けたのではないか」と話している。

例えば、内装工事でも電気配線の手直しをするためにせっかく貼ったカーペットや壁紙を剥がし、壁に配線を通す穴を開けたり、それぞれの工程が互いに連携せず、工事の指揮系統が定まらないため、ベテランがかかわっても事故が起こるケースが増えているという。「非正規雇用を大量に入れているので技術が育たないことが根本的な問題で、外国人労働者を入れる前に日本の技術者を育てなければ成り立たない」と強調していた。

こんな事を言われてるわけやけど、この体質は20年経っても変わってないんやろな。

今回の爆発事故も下請けの作業員が1人でやって起きたわけやけど…

造船関係者の男性は、「三菱は下請を大事にしないことで有名で、一度下請として手伝いに行くと次回からは工賃を値切ってくる。そして繁忙期が過ぎたら簡単に切り捨てる。工期が切迫してくるととにかく人数を増やすために人入れ業者に工員を集めさせて、業者は人数を集めさえすればマージンが入るから素人でもなんでも集めてくる。技術を持った人間が1人いれば10人分の仕事ができるのに、それがわかっていない。外国人研修生の給料をピンハネして、安月給に怒ったベトナム人が夜逃げして別会社で働いていたりするケースも増えている。福島原発の廃炉作業のような状態が、突けばたくさん出てくる」という。

「造船現場は危険が伴うところだが、安全上2人しか乗ってはいけない足場に何人も乗せて作業をさせたり、現場の安全管理は大手ほどずさんだ。三井や日立でも変わらない。熟練技術者が早く仕事を終わらせても、短期の出稼ぎで連れてこられる未経験者はそうはいかない。おそらく“赤字の船を作っているのだから早くやれ”と尻を叩いて反発を受けたのではないか。とくに下請の持つ技術を軽視しているが、直結の下請は仕事を断れない。安ければいいといって中国人やベトナム人を研修生としてたくさん雇っているが、なぜ日本の若者に技術を伝承しないのか。それでは仕事のモチベーションも下がるし、いい船をつくるというプライドがなくなる。三菱には昔は“造船マン”としてプライドがあったが、金に支配されてそれがなくなっている」と思いを語った。

クソミソですな。

まぁ、こういうのを聞くと起こるべくして起きたような気もしますな。

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Twitterの反応

何にしても、日本の現場の劣化は、日本の貧困化の象徴になってるんで、現場が立ち直らんと貧困から抜け出せんやろな。

とにかく、コストよりも「安全第一」を重視するようにして欲しいもんです。











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