クマが診療所で冬眠ってのも何とも凄い状況やけど、クマも人里で冬眠するはめになるとは思ってもみんかったんやろな。
起こすとやっかいやし、冬眠したまま運ぶのは大変やし、このクマをどうするんやろ?
診療所でクマが動かない状態 冬眠場所に選んだか
8日午前、新潟県南魚沼市の診療所で倉庫にクマが入り込んでいるのが見つかりました。クマは全く動かない状態で、専門家は冬眠の場所に選んだのではないかとみています。8日午前8時45分ごろ南魚沼市二日町の二日町診療所に立ち寄った業者から「診療所にクマがいる」という通報が警察に入りました。
警察官がかけつけたところ、倉庫として使われている1階部分でクマが横になっているのが見つかりました。
警察によりますとクマは目に光を当てると反応はしますが全く動かず、眠っているとみられるということです。
この診療所には通所のリハビリ施設も併設されていて、当時は利用者などおよそ40人がいましたが、診療所は8日の診察を中止し、利用者には帰ってもらったということです。
けが人は出ていないということです。
警察は地元の猟友会とともに周辺で動きを警戒しています。
クマにとっちゃ人間も天敵のはずやから、こんなとこで冬眠したら危険なのは分かってるはずやのに、それでもここで冬眠せんとあかんかったんやと思うと何か色々と同情するな。
現場は新潟県南魚沼市二日町の「萌気園二日町診療所」
現場は
この画像から
新潟県南魚沼市二日町212-1の「萌気園二日町診療所」と。
萌気園二日町診療所のHP
この萌気園二日町診療所でクマが冬眠してたって事やけど
クマの冬眠
クマの冬眠クマの冬眠は、期間中の体温の降下度が4~6℃と小さいこと、外部からの刺激によって覚醒し易いことから、しばしば「冬ごもり」や「冬季の睡眠」と呼ばれてきた。しかし冬眠中の生理学的状態が活動期とは全く異なる状態にあり、他の冬眠動物と同じく「冬眠」と呼べる状態にあることが分かってきた。以下クマの冬眠の特徴を列記する。
・冬眠期間中に中途覚醒しない。
・冬眠期間中の体温は31~35℃と、通常時(37~39℃)と比べて降下度が小さい。
・冬眠中に一切摂食・排糞・排尿を行わない。
・妊娠したメスは冬眠期間中に分娩し、生まれた子に対し授乳を行う。冬眠中は中途覚醒せず摂食しないため、冬眠期間中は秋に過食して体内に貯めた脂肪がエネルギー源である。日本のツキノワグマは秋にブナやミズナラなどのどんぐり類を大量に摂取して冬眠に備えるが、どんぐり類が不作の年にはえさを求めて人里に出てくることが多くなる。また冬眠中一切排尿を行わないことから、冬眠中は活動期と異なる独特のたんぱく質再生機構をもっていると考えられる。人間は長期間動かずにいると骨が退縮するが、クマは冬眠期間中は全く活動しないにもかかわらず骨の体積は変化しない。なおクマの体温降下度が小さいのは他の冬眠動物に比べて体の容積が大きいことと関係がある。
冬眠を始めたら中途覚醒はせんって事やから春が来るまで起きんわけですな。
暖房つけたら勘違いして目を覚ますかもしれんけど、こんなとこで目を覚まされても困るしなぁ。
クマに麻酔銃が撃たれる
冬眠してるのに麻酔銃ってのもおかしな話やけど、麻酔銃を撃ったって事はどこぞに移動させるんやろな。
動かすなら冬眠に適した場所に移動してあげて欲しいとこやけど。
それにしても、こんな人里でクマが冬眠するってなぁ。
専門家「適当な冬眠場所見つからず緊急措置的な状況か」
クマの生態に詳しい新潟大学農学部の箕口秀夫教授は「今はクマの冬眠の時期に当たり、岩穴や木のうろなど、適当な場所が見つからずに診療所を選んだのだと思う。ことしは餌が不足し、里山に降りてくるクマが多く、冬眠の直前まで市街地近くで餌を探していたのではないか。クマにとっては緊急措置的な状況と思う」と話していました。
冬眠する場所もなく、餌不足でうろうろしてたらこんなとこまで出てきてしまったと。
本来「里山」ってのは人間が住んでないはずなんやけど、住宅開発で山を切り開いてるから「里山」と呼べるような状態やなくなってるしなぁ。
それでも姿を見せただけで射殺されるし。
クマもなかなか生きるのが大変ですな。
何にしても
こんな鬼畜にすら温情をかけるのが人間なんやから、このクマにも最大限の配慮をお願いしたいところですな。
危険やからって事で殺処分するなら、小林遼も死刑にするように。
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