本人はカミングアウトして楽になったかもしれんけど、周りは色々気苦労があるかもな。
そもそも、高校生ぐらいやと情緒不安定やから、「性同一性障害」なんか、単に「女装趣味」なんか、はっきり分からんと思うんやけどなぁ。
どっちにしても、こういうのを「受け入れろ」って強制するのはどうにも違和感がある。
「完全な女の子になりたい」全校生徒の前でカミングアウトした高校生
スカートに靴はローファー。長い髪は一つに束ねられていた。三田の知り合いから紹介された関西の高校に通うヒカルさん=仮名=は男の子の体に生まれたが、心は女の子。勇気を出し、家族や学校にカミングアウトした。5人兄弟の長男として生まれました。小さいころから女の子と遊ぶのが大好きで、小学生になる時、赤いランドセルが欲しかったけど、何となく男の子として生きなきゃ駄目なのかな…と感じていました。
一番嫌だったのは水泳の授業。胸を出すのが恥ずかしくて手で隠すと、周りが「おかまかよ」とからかうんです。いじられるのはよくあったので慣れました。「俺」や「僕」と言いたくなかったので、子どものころから一人称は使いませんでしたね。
中学は最悪。ひげが生えて毛も濃くなって、自分がすごく気持ち悪かった。本当に嫌で血が出てもひたすら抜きました。声が低くならないように高い声を出す練習もしました。
好きになったのは同じ部活の先輩。男の人です。友達に相談すると「ヒカルはゲイや」といううわさが広まって、先輩に「お前、ゲイなんか?」と聞かれた時はショックでした。
どうすれば女の子になれるのか、時間があれば性転換の方法を調べました。悩んだ末、中学2年の時にホルモン剤の錠剤を買いました。「死んだらごめん」と家族に遺書を書いて飲んでました。薬を買うお金もないので、インターネットで携帯電話の修理を受け付けて稼ぎました。
高校になると、毛が薄くなって胸もかなり膨らみました。本当にうれしくて…。女性の下着を着けられるのも幸せでした。
高校1年の夏休み、祖父母の家に泊まりに行った時、洗濯物をたたんでいたおじいちゃんに下着が見つかったんです。「何で女性の下着なの?」と何度も聞かれ、親にも連絡されました。
次の日、母と2人で向き合いましたが、1時間くらい無言が続いて、携帯に文字を打ち込んで見せました。「昔から女の子に生まれたかった。ごめんなさい…」。母は何も言わず泣いてました。
女子の制服を着たかったので、全校生徒の前でカミングアウトしました。不安でしたが、「大変やったね」「水泳の時にからかってごめん」と気遣ってくれる友達もいました。説明すれば分かってもらえる。ホッとしましたね。
受け入れんと「差別」だの「いじめ」だのって言われるから、内心思う事があっても表に出せんようになってるかもしれんわけで、こういうのは、ほんま難しいわ。
まぁ、色々悩んでたみたいやし、これだけを読むと「性同一性障害」っぽいんで、これはこれでええんやろうけど、「性同一性障害」と「女装趣味」は見た目で区別できんわけで、性転換手術をして完全に女になってくれんと、社会が受け入れるのは難しいと思う。
女装して女湯に入ったってニュースもあったけど…
これと区別がつかんわけで、性転換手術前の性同一性障害は、基本的にこういう扱いをせんと社会がおかしくなるやろ。
それに、「体は男だけど心は女で男が好き」ってのを受け入れなあかんのなら、「幼児にしか興味がない」ってのも受け入れなあかんし、「死体にしか興味がない」ってのも受け入れなあかんようになる。
世の中の「性癖」にはL(レズ)G(ゲイ)B(バイ)だけやなくて、P(ペドフィリア)Z(ズーフィリア)N(ネクロフィリア)ってもんもあるんやで。
受け入れるん?
それに「性癖」に限らず、色んな趣味嗜好があるわけで、中には他人が聞いたら「キモイ」と思う趣味嗜好もある。
そういう人らは、理解されんのを分かってるから「カミングアウト」ってもんをせんわけで、LGBTだけが特別やない。
誰しも色々と恥ずかしい部分を秘密にして、それで社会が回ってるのに、それを全部表に出させて、それを受け入れなあかんってなると社会ってのはどうなるんやろな。
世の中には「社会不適合者」ってのもおるわけで、そういう人らには救いの手を差し伸べんと、LGBTの権利だけをこうも声高に主張するのは、ほんま違和感しかないわ。
何にしても、解決すべき課題やとは思うけど、こうも早急に色々とやられると反発を産むだけなんで、受け入れる側の「心の準備」ってもんも考えて、もうちょっとゆっくり進めて欲しいもんです。
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