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渋滞の科学

「時速70km、車間距離40mが渋滞の始まり」らしい…今日この頃。
“Ωヾ( ̄o ̄)ヘェー

「Uターンラッシュ」っちゅう言葉が踊る時期やけど、東大の西成教授によると時速70Kmを超える、もしくは車間距離が40m以下になると自然に渋滞が発生するらしい。

順調に流れてた車の流れが渋滞(自然渋滞)に変る原因はブレーキの連鎖。

急な速度変化が列の後方に影響を与えて、列全体が止まると。

だから坂道の手前とか、トンネルの手前なんかに渋滞が出来やすいねんな。

これを防ぐにゃ、十分な車間距離。

車間距離が十分にあると、急な速度変化でもブレーキやなくてアクセルワークで対応出来るからブレーキを踏まんでええようになるからブレーキの連鎖が起きん。

抜かされても抜かされても、十分な車間距離を保つ心の余裕が「渋滞」を防ぐねんな。

アリの行列が渋滞を起こさんのも、この十分な車間距離と一定の速度っちゅうこと。

「先頭にトロトロ走ってるヤツがおる」って思いがちやけど、割り込んだり、車間距離を詰めるヤツが渋滞を作っとるねんな。

割り込んでくるアホ放っといて、車間距離を40m以上に保ちましょう。

ドライバー全員がこれを守りゃ、渋滞(自然渋滞)は起きんのやから。

それにしても、アホみたいにチョロチョロ何度も車線変更するヤツがおるけど、ああいうの見るといつも「死ねばいいのに」って思うわ。

何がそうさせるんやろな。

何にしても、「渋滞」がここまで解明されてるんやったら、強制的に車間距離を保つとか、それ以上スピード出せんようにするとか、そういう機能を車につけりゃええのに。

70Kmでもずっと一定に走れりゃ、そっちの方がええがな。

100Km以上で飛ばせても渋滞に何回か巻き込まれりゃ結局は変らんのやし。

まぁ、こういう「機械」に頼らなあかんっちゅうのも情けない話やけど…

1人1人が自覚して、機械に頼らんでも人間の「理性」で渋滞を解消出来るようになるまで、人間が成長することは…

ないんやろな。

渋滞一つ取っても、人間の醜さがよう分かるわ。

だから法律とかルールとか、強制的に縛らんとあかんのやけど。

これだけ文明が発達しとるのに、いつまで経っても愚かな生き物ですわ。

こういう本質的なとこが成長すりゃ、世の中から「戦争」っちゅうのもなくなるんやけど、そういう日が来ることはないんやろなぁ。

まぁ、気付いた人だけでも、こういうことを出来る人間になって欲しいもんです。


渋滞学











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