事件当時から罵倒されたのが原因って話やったけど、体育会系の高校球児がどんな罵倒をされたら殺すまでになるんか気になってたら親をけなされたんか。
「出来た上司」って報道されてたけど、かなり陰湿な「いじめ」をやってたんやな。
それでも、殺したらあかんけど。
彦根警官射殺事件初公判 大西智博元巡査「親をけなされ引き金を引いた」
滋賀県彦根市の交番で昨年4月、上司を射殺したとして、殺人と銃刀法違反(発射・加重所持)で起訴された元巡査の男(20)=懲戒免職=の裁判員裁判は30日、大津地裁(伊藤寛樹裁判長)で初公判が開かれた。元巡査は「その通りです。間違いありません」と起訴内容を認めたが、弁護側は心神耗弱状態だったとして、責任能力を争う姿勢を示した。冒頭陳述で検察側は、元巡査と上司の井本光(あきら)巡査部長(当時41歳)=警部に2階級特進=の2人が最初に勤務した昨年3月30日、元巡査は作成書類の訂正などを再三求められ、「今後も(巡査部長の)指導の下、勤務できるのか不安を覚えた」とし、「怒りや鬱憤をため、同期で自分だけ恵まれない環境に置かれていると思い自尊心を傷つけられた」と指摘した。
事件当日の4月11日は、元巡査が行方不明届の作成を相談すると、巡査部長から叱責されたとして、検察側は「怒りと不満が爆発し射殺を決意した」と主張。心神耗弱状態だったかについては、「完全責任能力があった」と反論した。
弁護側は、元巡査が「自分は価値のない人間」と精神的に追い詰められ、表面上は明るく振る舞っていたものの、事件当日に巡査部長から親をけなされ、「涙が止まらなくなり、地に足が着かないまま(拳銃の)引き金を引いた」と述べた。
元巡査は当時19歳で未成年だったため、逮捕・送検後に大津家裁に送致された。家裁は刑事処分相当として大津地検に検察官送致(逆送)、地検は昨年6月、責任能力に問題はないとして鑑定留置を経ずに起訴した。公判前整理手続きでは、地裁が弁護側の求めに応じて昨秋から精神鑑定を実施している。
起訴状などによると、元巡査は昨年4月11日午後7時45分ごろ、滋賀県警彦根署の河瀬駅前交番で拳銃を2発発射し、巡査部長の後頭部と背中に命中させて殺害。パトカーで逃走中の同日午後8時半ごろまでの間、拳銃と実弾3発を所持したとしている。元巡査は当時、警察学校の初任科修了後の実習期間中だった。公判は2月4日の論告求刑を経て同8日に判決が言い渡される。
配属されてから毎日いじめがあって、事件当日に…
上司の井本光警部に「おまえがあほなんは親があほやからちゃうんけ」と言われ犯行に及ぶ
「おまえがあほなんは親があほやからちゃうんけ」って言われて、我慢の限界が来たと。
で…
「この人が死んだら楽になる」か。
事件当時も取り上げたけど…
体育会系の高校球児やし、周囲の評判からしても、どうにも犯行と結びつかんかったんやけど、親を罵倒までされりゃ、真面目な子なら尚更キレるわな。
これで動機は納得できたわ。
それにしても、繰り返し罵倒されてたたのに、事件当時の報道じゃ…
事件当時 井本光巡査部長は叱責してないと報道されていた
叱責した様子は防犯カメラには映ってないって報道やったし、上司は「良い上司」って報道もあったのに、結局はただのパワハラオヤジやったわけか。
警察は「パワハラがあった」って報道されるより、新人警官が暴走したって事の方がええって事ですな。
どこまでも組織を守る事を優先すると。
ほんま、困った組織です。
何にしても、警察じゃいじめ自殺もちょくちょく発生してるし、この体質を改善せんとまだまだ殺人か自殺が続きそうですな。
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