何ともよく分からん訴訟やけど、そもそも20年以上経ってるのに時効にならんのやろか?
そもそも証拠もないやろうし、証言してくれる人もおらんやろうし、かなり難しいと思うんやけど。
「中学教師から性被害を受けてPTSDに」 石田郁子さんが札幌市と美術教師を提訴
中学3年から、当時在校していた札幌市の公立中学の男性教師にわいせつな行為をされて、その後にPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症したとして、41歳の女性が2月8日、教師と札幌市を相手取り、約3000万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。提訴後、会見した女性は自分の実名を公表し、「今も教師は学校にいます。こういう問題があるのを知っていただき、安心して生徒が通えるようになってほしいです」と時折涙で声を詰まらせながら、その思いを語った。
●「美術教師に呼び出され、卒業式の前日から被害」
訴えたのは、フォトグラファーの石田郁子さん。訴状などによると、1993年3月の卒業式前日、通っていた中学校の美術担当だった男性教師が、当時中学3年生で15歳だった石田さんを美術展に誘った。その際、キスをするなどわいせつな行為に及んだという。
卒業後もたびたび、石田さんを呼び出し、嫌がって抵抗したにも関わらず、わいせつな行為をした。その後、石田さんが大学1年生になる18歳まで、こうした行為を繰り返した。石田さんは性的被害を受けた後、精神的に混乱し、不安や生きづらさを感じるようになり、2016年2月にフラッシュバック症状が起きてPTSDを発症した。
石田さんは2016年2月から、札幌市教委に教師の行動を報告。その後、調査と処分を求めたが、札幌市教委は教師が否認しているとして、現在まで処分をおこなっていない。
石田さんの代理人である小竹広子弁護士、河邉優子弁護士によると、教師は調査の際に「高校時代に(石田さんと)進路相談やドライブに行ったことはあるが、性的な接触はない。当時から精神的に不安定で、あたかも高校時代に自分と性的なことをしたと妄想のような話を当時から何度も繰り返していた」と話していたという。
映像ニュースはコチラ
「卒業式の前日から被害」ってのがよく分からんねんな。
在学中にずっと被害に遭ってて、卒業後も続いてたならまだ分かるんやけど、卒業式の前日からなら在学中に接触したのは1日だけ。
在学中に長期間に渡って恋愛感情を操ったり、何かしらマインドコントロールされてたなら分からんでもないけど、1日じゃそんな事も不可能なんで、卒業後に会わんかったら終わってた話やと思うんやけど。
河邉弁護士「未成年は被害が被害だとわからない」
河邉弁護士は、「呼ばれて自分で行ったのでは、女性に非があるように言われますが、それが未成年に対する性犯罪の恐ろしさです。被害が被害とわからない未成年に教師という立場でおこなう。相手からすれば、嫌がっているように見えませんが、性犯罪に遭ったことが後からわかり、被害が出てくることもあります。まだまだ世の中に知られていないので、そうした実態をわかっていただければ」と話した。
在学中なら教師の立場を利用して呼び出したりってのも通用すると思うんやけど、卒業後なんやからいくらでも断れると思うんやけど、卒業しても教師の言う事は聞かなあかんって思ってた事?
何か無理筋な気がするんやけど。
まぁ、呼び出す美術教師もだいぶおかしいけど。
この時点でよう分からんのやけど、仮にこれが「性的被害」やったとしても、20年以上も前の話で既に時効が成立してるんとちゃうん?
と思ってたら…
石田郁子さん「自分が教師から性的被害に遭っていたと気づいたのは3年前でした」
会見に臨んだ石田さんは、「自分が教師から性的被害に遭っていたと気づいたのは3年前でした。男性とお付き合いしたこともなかったので、それが普通の恋愛だと大人の先生に言われれば、疑うという発想がありませんでした。でも、一方的に呼び出されて、その日に何をするかを知らない状態でついていく。相手が先生だから言うこときいてしまっていました。卒業してからもその延長でした」と当時を振り返った。石田さんは2015年、養護施設に通っていた16歳の児童が職員に性暴力を受けていた事件の裁判を傍聴したことをきっかけに、自分が経験したことが犯罪かもしれないと気づいてショックを受けたという。
気づいたのが3年前でPTSDを発症したのもこの時やから、事件はそこから開始って論理か。
不法行為による損害賠償請求権の期間の制限
第七百二十四条
不法行為による損害賠償の請求権は、被害者又はその法定代理人が損害及び加害者を知った時から三年間行使しないときは、時効によって消滅する。不法行為の時から二十年を経過したときも、同様とする。
「被害者又はその法定代理人が損害及び加害者を知った時から3年」ってのがミソですな。
上手い具合に3年前にPTSDが発症したもんです。
ちゅうか、「2015年に裁判を傍聴したのがきっかけ」って言うてるのに、その1年後にPTSDを発症したってのもなぁ。
何か色々と引っかかるな。
ただ、現状、教師のわいせつ事件は日常茶飯事で、しかも教師を辞める事なく、何度も繰り返されてる。
コイツなんかは5回逮捕されてようやく懲戒免職。
逮捕されても逮捕されても教員免許を取り上げられる事もなく、自治体を変えて教師を続けてわいせつ行為を繰り返す。
それを考えたら、この訴訟は意味があるかもしれんな。
石田郁子さん個人の訴訟で見るとちょっと引っかかる部分もあるけど、現在の生徒を性的被害から守るって意味での訴訟なら応援したいですな。
何にしても、ロリコン教師が多い現状を変える為にも石田郁子さんの訴訟の行方に注目したいと思います。
コメント
私は高校の時、部活の外部コーチに性的な嫌がらせを受けていました。機嫌が悪いと平気で平手打ちが飛び出るコーチでした。私は部長だったので、私が拒否する事で他の部員への暴行の被害が出るのではないかと恐れて自分一人でセクハラを受け止めていました。嫌ということは言えても、どんなことをされていたかは、恥ずかしくて親にさえ内容を言えず、引退の日を指折り数えやっとの思いで逃げました。親も学校側も聞こうとしてくれませんでした。卒業後も接触を持とうとされそうでしたが、必死で逃げました。今でも思い出すと動悸が激しくなることがありますが、恨みを持ち続けることで、何とか平静を保てています。殺したいと思うこともありました。この方はなぜ卒業後も教師の元へ出向いたのでしょうか。嫌と言えなくても、近寄らない方法があったのではないでしょうか。専門家の意見もあるでしょうが、この方のいけなかった点もあると思います。幸い、相手が教師で現在も教職に残っているなら、罰を与えることが出来ますね。実名まで公表したのです。教師のしたことを出来るだけ細かく暴露して、罰を受ける事を願います。