こんな初歩的なミスで高3女子が死ななあかんとはな。
44歳ならそれなりに経験を積んでるはずやのに、非常勤やとやっぱりヤブ医者なんかね。
点滴過剰投与で高3女子死亡 男性医師を書類送検
大阪府高石市の高石藤井病院で2015年12月、不適切な点滴投与で高校3年の女子生徒(当時18)を死亡させたとして、府警は6日、治療にあたった元非常勤の男性医師(44)を業務上過失致死容疑で書類送検し、発表した。捜査1課によると、医師は15年12月29日、食物アレルギーとみられる症状で目が腫れるなどして救急外来を受診した女子生徒に、アドレナリン注射薬を過剰に投与するなどして翌日に死亡させた疑いがある。医師は注射薬1ミリリットルを静脈から点滴で投与したといい、女子生徒は直後から「苦しい」と訴えていた。
府警に対し、別の複数の医師が薬剤の投与について問題があったとの見解を示し、書類送検された医師も「正しい処置ができていれば、事故は防げた」などと話したという。
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「正しい処置ができていれば、事故は防げた」って何を他人事のように言うとるんやろね。
現場は高石市の高石藤井病院
現場は
大阪府高石市綾園1丁目14−25の「高石藤井病院」と。
それにしても、治療しに行って殺されるんじゃ、こんな怖い病院にはもう行かれへんで。
だいたい…
筋肉注射で投与すべきアドレナリンを点滴で静脈に過剰投与
筋肉注射で投与すべきアドレナリンを何で点滴で投与したんや?
アナフィラキシー ERに潜む落とし穴
わが国の救急医学はめざましい発展を遂げてきました。しかし,まだ完全な状態には至っていません。救急車の受け入れの問題や受診行動の変容,病院勤務医の減少などからERで働く救急医が注目されています。また,臨床研修とともに救急部における臨床教育の必要性も認識されています。一見初期研修医が独立して診療可能にもみえる夜間外来にも患者の安全を脅かすさまざまな落とし穴があります。本連載では,奥深いERで注意すべき症例を紹介します。Q3 治療で一番優先すべきことは何か?
A アドレナリン0.3-0.5mgの筋肉注射。前述したように,アナフィラキシーの進行は早いため,喉頭浮腫や低血圧の進行を認めてからでは形勢が不利である。いかに早くアドレナリンを投与できるかが鍵となる。
アドレナリンの投与は,以前は皮下注射となっていたが,動物実験によって筋肉注射のほうがより早くアドレナリンの血中濃度が上がることが判明しており,現在は筋肉注射が第一選択となっている2)。また静脈注射や点滴は,投与量や希釈方法が院内で統一されており,かつ経験のある医師と看護師が使用する際には考慮されるべきであるが,そうでなければ事故の原因となる危険性があるため,なるべく避けたい。
指導医が現れる。「アドレナリンは筋注した? 素晴らしい! 輸液は?」と尋ねられ,「生理食塩水で確保していますが……」と答える。
Q4 輸液は何を選択するか?
A 細胞外液。アナフィラキシーの病態は全身性の浮腫である。組織と血管の透過性が亢進しており,それを抑えるためにアドレナリンが投与される。しかしながら,アドレナリンが効力を発揮する前に血管内ボリュームが組織へ漏出しているので,それを補うために細胞外液を補充することが必要である。低血圧・頻脈を認める症例では,少なくとも20mL/kg(成人の場合1-2L)の細胞外液の輸液が望ましい。
アナフィラキシーではいかに早くアドレナリンを投与できるかが鍵になるらしいけど、静脈注射や点滴は事故の原因になる可能性が高いからなるべく避けたいって言うとるやん。
しかも、筋肉注射で0.3~0.5mgやのに何で1mlも投与した?
輸液と勘違いしたんやろか?
こんな救急医療の初歩的な事を簡単にミスる奴が医者をやってるんやな。
そもそも非常勤1人が救急医療を担当してるってのもどうなんやろね。
ダブルチェックをする体制でもありゃ、高3女子は死なんでも良かったのに。
しかも、アドレナリンの過剰投与やから、心臓がバクバクしてるし、かなり苦しかったやろな。
何とも可哀想な事件です。
何にしても、こんな事は起きたらあかん事なんで、この高石藤井病院に限らず、二度とこんな医療ミスが起こらん体制を整えて欲しいもんです。
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