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天ぷらにソースをかけて食べる人は、西の人間らしい

天ぷらにソースをかけて食べる人は、西の人間らしい…今日この頃。
“Ωヾ( ̄o ̄)ヘェー

今まで何度か県ごとの文化の違いを取り上げてきたけど、こういう話はほんまにおもろい。

「天ぷらにソースをかけるか?」って聞かれると、今は家で食うことがほとんどないから、天ぷらっちゅうと塩か天つゆなんやけど、言われてみればガキの頃は確かにソースやったわ。

ちゅうか、天ぷらに限らず、何でもソースやった気がするけど…

まぁ、粉もん文化の大阪は、ソース好きやからなぁ。

個人的には、今は何でもマヨネーズやけど…

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で、この分布図を見ると、ものの見事にキレイに分かれとる。

その中でもおもろいのが、香川と埼玉。

埼玉は東日本で唯一40%~60%の枠に入ってて、香川は四国で唯一40%~20%の枠。

埼玉は、西(特に九州)から東京に出た人がようけ住んでるからっちゅう説で、香川は、天ぷらといえばうどんやからとか。

これは、おもろい話やな。

他にも中華まんに何をつけるかとか、チャーハンか焼き飯かとか、食文化と県民性っちゅうのは密接に関係しとるのが分かる。

まぁ、ほんの130年前までは、隣の県っちゅうても、もう違う「国」やったんやからなぁ。

100年やそこらでは、文化や考え方(県民性)は変らんっちゅうことやな。

みなさんは、天ぷらにソースをかけますか?

それにしても、まだかろうじて「県民性」っちゅうのが残ってるとはいえ、食べ物でも養殖やハウス栽培で旬がなくなっとるし、流通の発達で、どこでも同じもんが食べられるようになっとるし、方言ですら消えつつある。

情報は、東京発で一律に受け取れるようになって、このまま県ごとの違いっちゅうのは消滅するんやろな。

あと100年もすれば…

かろうじて受け継いでる今の人間が、こういうことを後生に残していかなあかんのやろな。

なくても生きていけるけど、そういうのがなくなるとちょっと寂しいしわ。

「お国自慢」っちゅう言葉もあるし、「出身地」っちゅうのは大事にしたいもんです。


天ぷらにソースをかけますか?―ニッポン食文化の境界線 (新潮文庫)











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