食べ物の好き嫌いは腸と脳の対話が決めてるらしい…今日この頃。
“Ωヾ( ̄o ̄)ヘェー
知ってた話も多かったけど、驚いた話もあったわ。
味覚の好き嫌いには、まず、先天的なものがあります。味覚のうち、苦味と酸味の2つは、多くの動物において先天的に嫌いな味覚となっています。どちらも、体にとって摂り込むべきでないシグナルとして認識されているのです。
われわれ人を含めた多様な動物は、植物の葉などを苦く感じます。植物にとって葉は貴重な資源であり、食べられては困ります。そこで植物は、葉にアルカロイドなどの消化を阻害する物質や毒性をもつ物質を含むように進化してきたと考えられています。それらの物質を動物が苦く感じるのです。一方、酸味については、食べものの腐敗や発酵が進むと、有機酸という物質が作られるので、酸っぱく感じるのです。酸味は、その食べものが腐敗している危険を表すサインなのです。
動物にとって、苦味や酸味のある食べものをもともと嫌っていれば、それらを体に多量に取り込まずに済みます。
「苦み」は「毒」で、「酸味」は「腐敗」ってのは、知ってたんやけど、オイラが納豆嫌いなんも、これと同じなんやと思う。
食った事がないんで味は分からんけど、あの臭いは、「腐敗している危険を表すサイン」やねん(笑)
元々、大阪の人間は納豆の文化がなかったんで、慣れてへんのもあるんやろうけど、ほんま、あの臭いは耐えられへん。
東京におった頃は、頼んでへんのにサービスで納豆がついてきたり、周りの人間は嬉しそうに納豆かき混ぜとるし、半同棲してた彼女は当たり前のように納豆食うし、これは、ほんま地獄やったわ(笑)
納豆は、先天的に嫌いな臭いなんです(笑)
この話で驚いたんが…
私たち人は、お母さんのお腹の中で胎児として成長している間に、お母さんが食べた食べものに含まれる物質が溶け込んだ羊水を飲むという味覚経験をしていると知られています。この胎児期の味覚経験が、生まれてからの嗜好性に影響を与えるという報告もあるのです。
「お袋の味」っちゅうか、オカンの料理で育つから、オカンの好き嫌いってのは移るとは思ってたけど、羊水からもそういう影響ってあるんやな。
ちゅうか、羊水に「味」ってあるんかいな。
ちゅうか、ドラッグとかやってるヤツが妊娠してたら、どうなるんかえらい恐くなってきた。
まぁ、子供の好き嫌いを躾けるなら、胎児の頃から始めた方が良さそうです。
それにしても、一つ気になったのが、「好き」は経験の蓄積で起こるって話な。
オイラ、梅干しがずっと食えんかったんやけど、焼酎のお湯割り梅入りってのを飲んで、突然食えるようになったんやけど…
「好き」まではいってないんやけど、これはどういう変化なんやろ?
「味覚」が老化して、ガキの頃より味に対する感覚が鈍ってきてるからなんやろか?
ガキの頃は好き嫌いが激しいっていうか、受け付けられへん「味」って結構あったんやけど、大人になってからは、基本的に納豆以外に嫌いな食べ物ってなくなってんなぁ。
好んでは食わんけど、出されりゃ、何でも(納豆以外は)食う。
つくってくれた人に申し訳ないって思えるようになってからは、何でも残さず食う習慣ができたんで、そこで「経験」を積んだんかなぁ。
他のはそうかもしれんけど、梅干しって出された記憶ってないんやけどなぁ。
梅干しは、ほんま謎です。
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