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愛さずとも与えられるが、与えずに愛せはしない。|エミー・カーマイケル


愛さずとも

与えられるが、

与えずに

愛せはしない。

エミー・カーマイケル

「こんなに好きなのに…」

「こんなにしてあげたのに…」

好きな相手に施して、「好き」を返して欲しい。

けど、思い通りに行かんから、悩んで苦しむ。

そこには「愛」はないんやろうな。

その点親は、苦労して得たお金や、自分の経験、などなど身を削って、時間を削って、子供に与える。

必ずしも与えたものが返ってくるとは限らんのに…

それが出来るのは、「愛」以外にないやろな。

与えたものが、何らかの形で必ず返ってくるなら「愛」はいらん。

もう、それは「取引」やろ。

損得勘定で動いて、常に見返りを望む。

そんな人間には成りたくないと思うけど、「愛」はあるんやろか?って時々悩む。

せめて親には、受けた「愛」を返したいもんです。


やみを照らすともしび―エミー・カーマイケルの手紙











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