NHKがスゴイことをやった…今日この頃。
(= ̄▽ ̄=)
NHKを見直したっちゅうか、さすが公共放送っちゅうか、民法にゃ絶対できんことをやりよったんやけど…
まぁ、とりあえず動画を見て下さい。
「笑っていいかも」っちゅう、障害者の障害者による障害者のためのバラエティー番組なんやけど、これを気兼ねなく笑える社会が、ほんまの「バリアフリー社会」なんやと思う。
これを見て「笑ってええんやろか?」って思う時点で見下してるわけやし、その上に立つ意識が差別を生む。
どっかの夏に24時間「可哀想」アピールする番組があるけど、そもそも「可哀想」っちゅう感情は見下した感情なわけで、あの番組よりこっちの方がずっと健全やと思う。
そもそも「笑い」なんか、漫才なんかでもそうやけど、ブサイクとかハゲとか「身体的特徴」を「笑い」にする手法がセオリーなわけで、「障害」も「身体的特徴」と考えりゃ十分ネタになるわな。
まぁ、賛否両論あるやろうけど、個人的には、どっかの「可哀想やけど頑張ってる」アピールをする番組よりも、こういう番組の方が健常者も「障害者」について考えるんやないかと思う。
障害者をいじるのをタブーにして、「可哀想やから助けなあかん」っちゅう感情ばっかりを煽るより、逆にこれぐらいやった方が身近に捉えて、偏見とかなくなって「対等」に考えられるようになるんとちゃうかね。
誰しも「できること」と「できんこと」があるわけで、必要以上に障害者を助ける必要もないし、守る必要もない。
「できること」は、どんどんやらせてやりゃええと思う。
こういう番組を見て脊髄反射的に何も考えんと怒る人間が1人でも減れば、障害者ももっと生きやすい世の中になるんちゃうかな?
ほんま、この番組の「意義」について考えてみて欲しいもんです。
それにしても、NHKやりよるなぁ(笑)
それもこれも「スポンサー」がおらんからできることですな。
「スポンサー」もつけて、チャリティーと称してカネ儲けしとる、夏の24時間「可哀想」をアピールする番組じゃ絶対にできんわな。
こうやって障害者を「可哀想」以外の視点から見ることで、また違う考えも浮かぶわけで、考えの幅が広がって「政策」にも反映されて、社会に還元される。
障害者に限らず、物事を一方向しか考えんと、どうしても偏るし、思考停止に陥るねんな。
色んなタブーをなくして、良いか悪いかは、ひとまず置いといて、色々「考える」ようになって欲しいもんです。
「考える」だけじゃ犯罪にならんのやから…
そうやって「自分の意見」を持つ人が増えることで世の中も変る。
色んな意見をぶつけて、みんなで考えて、現実的により良いものを探せる社会が「民主主義」のはず。
1人でも多く「自分の意見」を持てる人間が増えて欲しいもんです。
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