これでトラック運転手の嘘もバレたわけですな。
バス側の違反も明らかになったけど…
徳島道事故、バスは事故発生前車線外に停車 車載カメラに映像
鳴門市大津町の徳島自動車道で路肩に停車中のマイクロバスに大型トラックが追突し高校生ら16人が死傷した事故で、マイクロバスは事故が起きる約20分前の時点で車線の外側に止まっていたとみられることが29日、事故前に現場を通ったバスの車載カメラの映像から分かった。事故を巡っては、大型トラックの後続車を運転していた男性が徳島新聞の取材に「マイクロバスが走行車線にはみ出す形で停車していたように見えた」と証言している。県警は事実関係を慎重に調べている。
事故前に現場を通ったバスは海部観光(美波町)の高速バス。同社によると、映像は事故が起きる20分ほど前の25日午後4時36分に撮影された。
高速バスの前方を撮影した映像からは、マイクロバスが現場付近で、車線の外側線に沿うように路肩部分に停車している様子が確認できる。マイクロバスの車体の横側には「AWA CHUO BUS」と赤字で書かれていた。路肩は幅が6メートルほどあるが、中央付近にポールコーンが並んでいるため、外側線とポールコーンの間のスペースにバスを止めたとみられる。
左後方を写した映像では、マイクロバスとガードレールの間にマイクロバスの運転手とみられる人が立っていた。どの映像からも、マイクロバスの後方に三角表示板や発煙筒などが置かれているようには見えなかった。
「マイクロバスが走行車線にはみ出す形で停車していたように見えた」って嘘をついてたけど、そんあしょうもない嘘をついてもしょうがないのにな。
できるだけ罪を軽くしたかったんやろうけど、これでその嘘もバレたと。
で、バス側の違反やけど…
道路交通法
第七十五条の十一 自動車の運転者は、故障その他の理由により本線車道若しくはこれに接する加速車線、減速車線若しくは登坂車線(以下「本線車道等」という。)又はこれらに接する路肩若しくは路側帯において当該自動車を運転することができなくなつたときは、政令で定めるところにより、当該自動車が故障その他の理由により停止しているものであることを表示しなければならない。第百二十条 次の各号のいずれかに該当する者は、五万円以下の罰金に処する。
十二の二 第七十五条の十一(故障等の場合の措置)第一項の規定に違反した者
5万円以下の罰金ってなってるけど、基本的に1点減点の罰金6000円ですな。
これで「過失割合」の話に持っていきたいんやろうけど、こんなもんで何の足しにもならんで。
で、「嘘」と言えば…
運転手「長時間の休憩とってない」
県警によると、菊池容疑者は25日昼頃に愛知県小牧市を出発し、26日朝に松山市の会社に戻る予定だったという。これまでの調べに「長時間の休憩をとっていない」などの供述をしていることから、無理な運転をしていなかったか、押収した資料から、事故との関連を調べる。
「長時間の休憩はとってない」と。
ここのトラック会社の社長は…
「休みは十分に取らせていた」とか言うてたけど、これも「嘘」ってのがバレたわけですな。
まぁ、加害者側やのに、「バスの運転手が悪い」って言う爺やからねぇ。
そうやって他人のせいにして、76歳まで生きてきたんやろうけど、ここからその報いを受けるわけですな。
何にしても、何度も書いてるけど、EUじゃ商用車の自動ブレーキ義務化が終わってるんで、日本もすぐに実行して欲しいもんです。
何ちゅうても、高速で1番死亡事故を起こしてるのはトラックなんやから。
選挙の票とか天下りとか、色々としがらみがあるんやろうけど、自動ブレーキがあれば防げる事故もあるんで、1日も早く義務化するようにして下さいって事で。
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