上級国民の飯塚幸三容疑者が「パーキンソン症候群」に罹患してた疑いがあるって事やけど、そうなると尚更罪が重いな。
うちの親父もパーキンソン症候群に罹患してるけど、それが判明したと同時に免許返納しとるし、普通は「もう運転できない」って諦めるもの。
しかも、飯塚幸三は医者からも運転を止められてるわけで、これは明らかに「未必の故意」なので「自動車運転処罰法違反」やなくて「殺人」で起訴するべできすな。
飯塚幸三容疑者 パーキンソン症候群罹患か
東京・池袋で乗用車が暴走し母子2人が死亡した事故で、運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(88)が手足の震えや筋肉のこわばりが起きる「パーキンソン症候群」に罹患していた疑いがあることが18日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は加齢による身体機能の衰えや認知症など別の病気の有無も調べ、運転操作への影響について詰めの捜査を進めている。19日で事故から半年。警視庁は早ければ年内にも自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で書類送検する方針。
捜査関係者によると、飯塚元院長は片脚の具合が悪く通院していた。パーキンソン症候群と似た症状もあり、医師は「運転は許可できない」と伝えていた。事故後には別の医師が、パーキンソン症候群の疑いがあると判断した。
飯塚元院長はこれまでの聴取に「ブレーキとアクセルを踏み間違えた可能性も考えられる」などと説明している。警視庁は運転操作ミスが原因とみて、医師の意見を詳しく聴くなど慎重に調べている。事故当日は昼食のため妻を乗せレストランに向かっていたという。
事故は4月19日昼に発生。横断歩道に突っ込んで通行人をはねるなどし、松永真菜さん(31)と長女莉子ちゃん(3)が死亡、8人が重軽傷を負った。飯塚元院長と妻も負傷した。松永さんの遺族は厳罰を求める署名を約39万人分集め東京地検に提出している。
道交法では「パーキンソン症候群」を免許取り消しなどになる病名に定めておらず、患者でも法律上、運転は可能。専門家は「病状の進行具合の確認などを含め医師への相談が重要だ」と話している。
症状的にパーキンソン症候群っぽいけど、だから何って話ですな。
問題なのは
パーキンソン症候群と似た症状もあり、医師は「運転は許可できない」と伝えていた。
医者から運転を止められてたにも関わらず、それを無視して運転してた事。
こういう事故を起こす事が想定されてたから運転を止められてたわけで、それでも運転したって事は完全に「未必の故意」。
「自動車運転処罰法違反」みたいな道交法違反やなくて明らかな「殺人」やねん。
だいたい、パーキンソン症候群に罹患してて運転しようと思うのがおかしいねん。
その辺が上級国民ならでは特権意識の表れなんやろな。
パーキンソン症候群の症状
パーキンソン症候群の症状はパーキンソン病と同じで
運動症状
主要症状は以下の4つである。安静時振戦、アキネジア(無動)、筋強剛が特に3主徴として知られて、これらの神経学的症候をパーキンソニズムと呼ぶ。安静時振戦(resting tremor)
指にみられることが多いが、上肢全体や下肢、顎などにもみられる。安静にしているときにふるえが起こることが本症の特徴である。精神的な緊張で増強する。動かそうとすると、少なくとも一瞬は止まる。また、「タッピング様振戦」(Finger-tapping movement)や薬を包んだ紙を丸める動作に似ている「ピル・ローリング・トレマー」(Pill Rolling Tremor)も見られる。
アキネジア(akinesia、無動)、寡動 (bradykinesia)動作の開始が困難となる。また動作が全体にゆっくりとして、小さくなる。仮面様顔貌(瞬目(まばたき)が少なく大きく見開いた眼や、表情に乏しい顔貌)、書字障害(小字症)、構音障害などが特徴的である。ただし床に目印となる線などを引き、それを目標にして歩かせたり、障害物をまたがせたりすると、普通に大またで歩くことが可能である(kinésie paradoxale、逆説性歩行、矛盾性運動)。
筋強剛(筋固縮) (rigidity)
力を抜いた状態で関節を他動させた際に抵抗がみられる現象。強剛(固縮)には一定の抵抗が持続する鉛管様強剛(鉛管様固縮、lead pipe rigidity)と抵抗が断続する歯車様強剛(歯車様固縮、cogwheel rigidity)があるが、歯車様強剛が特徴的に現れ、とくに手関節(手首)で認めやすい。純粋なパーキンソン病では錐体路障害がないことが特徴である。すなわち四肢の麻痺やバビンスキー反射などは認められないのが普通である。
仮面様顔貌は、顔面筋の筋強剛によるとされる説もある。姿勢保持反射障害 (postural instability)
バランスを崩しそうになったときに倒れないようにするための反射が弱くなる。すくみ足(歩行開始時に第一歩を踏み出せない)、小刻み歩行、前傾姿勢、突進歩行などが挙げられる。多くの症例で、特に病初期に症状の左右差がみられる(一側性)。進行すると両側性に症状が現れ、左右差はなくなることが多い。マイヤーソン徴候(Myerson symptom)なども診断の参考になる。また、レボドパ投与が奏効する(症状が顕著に改善する)ことが特徴であり、これは他のパーキンソン症候群と本疾患を鑑別する上で重要な事実である。
嚥下障害を認めることがある。質問票では18.5%に、200mL飲水テストでは81%に嚥下障害がみられる。パーキンソン病患者の死因の1位は肺炎で22%を占めている。これは嚥下障害による誤嚥性肺炎によるところが大きい。
非運動症状
自律神経症状として便秘、嘔吐、流涎などの消化器症状、起立性低血圧、食後性低血圧、発汗過多、あぶら顔、排尿障害 (神経因性膀胱)、勃起不全などがある。
精神症状としては、感情鈍麻、快感喪失(英語版)、不安、うつ症状、幻視・幻聴、認知障害などが挙げられる。感情鈍麻はパーキンソン病のうつ症状に合併することが多いが、単独でも現れる。うつ症状はパーキンソン病の精神症候の中で最も頻度の高い症候とされてきたが、実際の頻度については定説がない。最も用いられている数値は約40%である。幻視も頻度の高い精神症候である。この症候は抗パーキンソン薬による副作用と考えられてきたが、近年ではそれだけでなく、内因性・外因性の様々な要素によって引き起こされるとする考え方が有力になっている。以前は特殊な例を除き認知障害は合併しないといわれていたが、近年では後述のように認知障害を伴うパーキンソン病の例が多いとみなされるようになっている。
無動のため言動が鈍くなるため、一見して認知症またはその他の精神疾患のようにみえることもあるが、実際に認知症やうつ病を合併する疾患もあるため鑑別を要する。また、病的賭博、性欲亢進、強迫的買い物、強迫的過食、反復常同行動、薬剤の強迫的使用などのいわゆる衝動制御障害がパーキンソン病やむずむず脚症候群に合併することもある。
流涎は特に構音障害、嚥下障害、あるいは物品呼称の低下と関連している。
認知症を伴うパーキンソン病
パーキンソン病は、高い確率で認知症を合併する。27の研究のメタアナリシスによると、パーキンソン病の約40%に認知症が合併していた。約30%というメタ解析データもあり、その研究では全認知症症例の3.6%がパーキンソン病であった。パーキンソン病患者は、認知症を発症するリスクは、健常者の約5-6倍と見積もられており、パーキンソン病患者を8年間追跡調査した研究では、78%が認知症を発症した。
個人差が激しいんでどれが強く出てたかは分からんけど、実況見分の時のようすからして「すくみ足」が出てるの間違いないわけで、そんな状況で運転したらあかんってのは誰もが分かる事。
本人はもちろんの事、家族も止めてなおかしい状況やねん。
それでも運転し続けるってのは、やっぱり特権意識があったからとしか言いようがない。
それにしても、こんな状況で運転して15人を死傷させとるのに未だに書類送検すらされとらんのは何でなんやろね。
警視庁は早ければ年内にも飯塚幸三容疑者を書類送検する方針
警視庁は早ければ年内にも自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で書類送検する方針。
てな事を言うとるけど、6月13日の朝日の記事で
東京・池袋で4月、車が暴走して母子が死亡、10人が負傷した事故で、車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三・元院長(88)が「最初の接触事故の後、パニックになってアクセルとブレーキを踏み間違えた可能性もある」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。警視庁は操作ミスが原因とみており、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで元院長を書類送検する方針だ。
既に「書類送検する方針だ」って言うとるのに未だにされとらんのは何でやねん。
この飯塚幸三の池袋暴走事件よりも1ヶ月ほど遅い大津園児死亡事故は
既に裁判が始まってるのに。
この辺を警視庁はちゃんと説明するべきですな。
それにしても
上級国民・飯塚幸三容疑者、FLASH直撃に「体調はよくないです」
「負傷者が多かったため、被害者の調書作成に時間がかかっているようです。遅くとも年内には、書類送検されるはずです」(司法担当記者)4月19日、東池袋で母子2人が死亡、10人が負傷する暴走事故が発生した。車を運転していた飯塚幸三容疑者(88)は、事故後に入院。5月18日に退院したが、逮捕されていない。
飯塚容疑者は「工業技術院」の院長を務め、2015年には瑞宝重光章も受章した、華麗な経歴の持ち主。「警察の忖度ではないか」「特別扱いされている」という批判がネットを中心に巻き起こり、令和早々、“上級国民” 非難の嵐が吹き荒れた。
10月1日の朝、妻に付き添われて、自宅マンションから出てきたところを直撃した。
――飯塚さん、ご遺族、被害者の方々に伝えたいことは?
「本当に申し訳ないということだけです。(体調は)よくないです。ご覧のとおり……」
はっきりした口調で答えた飯塚容疑者だが、杖を突く手は、ブルブルと震えていた。
「上級国民・飯塚幸三容疑者」ですか。
週刊誌やからここまで書けるってのもあるんやろうけど、読売新聞以外未だに「飯塚幸三元院長」って書き方はどうにも納得できんな。
何にしても、あまりにも一般人との扱いが違い過ぎてるし
署名はこのあとも続いて最終的に39万筆の署名が集まってるわけで、これで不起訴とか罰金刑で終わったらどうにも胸糞悪い事になるんで、とにかく飯塚幸三は厳罰に処してほしいもんです。
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