平安時代にも生理休暇があったらしい…今日この頃。
“Ωヾ( ̄o ̄)ヘェー
日本は世界でもいち早く「生理休暇」を法制化しとるんやけど、平安時代にも生理休暇があったんやってな。
假 - Wikipedia
淋假
後宮女官に対する生理休暇。月に3日間。
で、近代の「生理休暇」は、女性の体をいたわるっちゅう主旨やけど、平安時代の生理休暇は…
「血の穢れ」を宮中に持ち込んだらいかんから。
神道じゃ、死とか血を「穢れ」としとるから、生理期間中は、その穢れを他人にうつしたらいかんから、家でじっとしとかなあかんかったと。
生理期間中は、手紙も裁縫も禁じられてたとか。
今でも、喪中は年賀状出せんのも、その名残りなんやろな。
それにしても、「生理」1つとっても時代が変ると見方が変るもんやな。
奈良・平安時代以前の「生理」は、命を落とさず血を流すのはスゴイっちゅうことで、「神聖なもの」として扱われ、経血は、薬とか肥料として使われてたとか。
生命力の神秘をそこに見てたんやろな。
それが、仏教の「血の穢れ」っちゅう考えがくると、不浄っちゅう見方になって、女性差別につながっていくと。
今は、だいぶ古代に近づいたんちゃうか?
まぁ、いくら時代が変ろうとも、男が生理の辛さを理解することはないけど…
何にしても、女の体はスゴイっちゅうことですな。
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