杉岡洋二が85歳の母親を殺して逮捕されたわけやけど、年齢的に介護殺人なんかな。
無職やと色々とややこしいけど、会社員やし、どうにもそんな気がする。
埼玉女性変死体 息子の杉岡洋二容疑者を殺人容疑で逮捕
埼玉県杉戸町の民家で85歳の女性が死亡しているのが見つかった事件で、警察は同居していた51歳の息子を殺人の疑いで逮捕しました。息子は容疑を認めているということです。殺人の疑いで逮捕されたのは埼玉県杉戸町に住む会社員、杉岡洋二容疑者(51)で今月8日ごろ、自宅で母親の敏子さん(85)の首を絞めて殺害した疑いが持たれています。
13日午後、杉岡容疑者から「母親を殺してしまった」と警察に連絡があったことから事件が発覚し、警察は杉岡容疑者から事情を聴いていましたが、容疑を認めるなどしたため逮捕したということです。
取り調べに対して、杉岡容疑者は「母親の首を絞めて殺しました」などと供述しているということで、警察は動機などを詳しく調べています。
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まだ介護殺人かどうかは分からんけど、介護殺人なら気持ちは分からんでもない。
介護ってこの先良くなる事がないからねぇ。
今でも苦しいのに、この先まだ苦しくなると思うと死ぬか殺すかって選択になってまうんやろな。
それでも、殺して良い理由にはならんけど。
現場は杉戸町高野台西の杉岡洋二の自宅
現場は
この画像から
埼玉県北葛飾郡杉戸町高野台西5丁目6−14の杉岡洋二の自宅と。
ここで
杉岡洋二容疑者「母親の首を絞めて殺しました」
杉岡洋二が母親の敏子さんの首を締めて殺したと。
こういう時ってどこぞの相談すりゃええんやろうけど、毎日の事やし勤め人なら相談に行く時間も取れんしねぇ。
仮に相談に行っても、すぐに動いてくれんし。
介護殺人の統計データを前に紹介したけど
介護殺人の統計データ
介護殺人の発生件数
1998年から2015年の18年間で716件の介護殺人が起きてて、毎年20件以上多いときで54件起きてる。
介護殺人の加害者と被害者の関係
配偶者間が333件で46.5%、子供が親を殺したケースが331件で46.2%。
配偶者間の内訳は夫が妻を殺すケースが240件(33.5%)で介護殺人では最多。
妻が夫を殺すケースは93件(13.0%)。
子供が親を殺したケースの内訳は息子が親を殺したケースが235件(32.8%)で夫が妻を殺したケースに次いで多い。
次が娘が親を殺したケースが76件(10.6%)、息子の配偶者が10件(1.4%)、娘の配偶者が10件(1.4%)。
これだけ見ても男が殺すケースが多いけど…
介護殺人の性別比較
単純に男女を比較すると加害者は男が72.3%で圧倒的に多くて、被害者は女が74.3%と圧倒的に多い。
この数字から見ると、男が介護すると殺すケースになる可能性が高いって事のようですな。
介護士の事件でも男の方が多いし、個人的にも性能的に男は介護に向いてないと思う。
介護殺人の年齢比較
加害者の年齢は70代が最も多くて167人(23.0%)、次いで60代が164人(22.6%)、50代が161人(22.2%)。
この数字を見ると老老介護は殺人に繋がりやすくて、特に夫が妻を介護してる時は要注意。
息子が親を介護すると殺人に繋がりやすいんで要注意って事のようですな。
介護殺人での介護の期間
NHKスペシャルによると介護殺人での介護者が介護してた期間は、「10年以上」が15件、「5年~10年」が16件、「1年~5年」26件、「1年未満」20件。
1年未満が26%で最も多くて、5年以内に半数以上が介護殺人を犯してる。
「介護疲れ」ってよりは、「先の見えない不安」ってのが多いのがよく分かる。
結局、男は長期間我慢する事が苦手なんですな。
って書いたように息子が介護してたんじゃ、介護殺人も起きやすいわな。
何にしても、まだ介護殺人と決まったわけやないけど、在宅介護ってのは個人的にかなり無理があると思うんで、もうちょっと何とかして欲しいもんです。
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