PR

池内了名古屋大名誉教授らが人体実験の疑いがある論文を執筆した731部隊将校の学位取り消しを京大に求める

まだ、こんな事を言う奴がおるんやな。

731部隊の人体実験はアメリカ政府が否定してるんやけどねぇ。

しかも、「疑いがある」って言うて、「(京大は)検証する義務がある」って言う(笑)

「疑いがあるからお前が調べろ」って、自分で何を言うてるか分かってるんやろか?

スポンサーリンク

731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180402-00000033-kyt-soci
ペストを投与した人体実験の疑いがある論文を執筆した旧関東軍731部隊の将校に京都大が医学博士号を授与したとして、池内了名古屋大名誉教授らが「満州第731部隊軍医将校の学位授与の検証を京大に求める会」を設立、2日に京大で記者会見し、検証の必要性や学位の取り消しをアピールした。

旧満州で細菌兵器を研究し、捕虜らに人体実験をしたとされる旧731部隊には、部隊長の石井四郎中将を始め京大医学部出身者が所属していた。京大は約20人の731部隊関係者に学位を授与しているという。731部隊の問題で、大学に対し学位撤回を求める運動は全国で初。

問題になっている論文は、京大医学部出身の平澤正欣軍医少佐(1945年戦死)による「イヌノミのペスト媒介能力に就(つい)て」。

検証を求める会事務局長の西山勝夫滋賀医科大名誉教授は「特殊実験で用いられた実験動物は人間だった疑いが強い。人体実験が事実なら論文はねつ造であり非人道的だ。京大はヒトだったか検証する義務がある」と指摘。今の科学で論文の妥当性を検証すべきとした。

会は検証を求める署名を集めており、7月にも京大学長や医学部長に検証を要請するという。

「疑いがある」なら立証責任はあんたにあるわけで、ちゃんと証拠を突き付けるべきやろ。

証拠を京大に突き付けて、「人体実験してるから学位を取り消せ」って言うなら、まだ話も聞けるけど、勝手に疑って、「疑いがあるから調べて取り消せ」って、めちゃくちゃやん。

そんな、めちゃくちゃな事を言う人は…

池内了 - Wikipedia
池内 了(いけうち さとる、1944年12月14日[1] – )は、日本の男性天文学者、宇宙物理学者。総合研究大学院大学名誉教授、名古屋大学名誉教授。理学博士(京都大学)(1975年)。兵庫県姫路市出身。

世界平和アピール七人委員会の委員でもある。「九条科学者の会」呼びかけ人も務めている。

講談社科学出版賞選考委員。Japan Skeptics運営委員。

9条教の人なんですな。

裁判でも「疑わしきは被告人の利益に」ってあるのにねぇ。

疑わしきは有罪ですか。そうですか。

そもそも、731部隊の人体実験は、アメリカ政府(クリントン政権)が人体実験がある事を前提に徹底的に調べたけど、証拠が見つからんかったんやで。

サービス終了のお知らせ
旧日本軍「細菌戦研究」 米が機密文書公開

米国立公文書館(メリーランド州)は、旧日本軍が当時の満州(現中国東北部)で行った細菌戦研究などに関する米情報機関の対日機密文書10万ページ分を公開した。

石井中将 尋問記録も

文書目録によれば、石井四郎軍医中将を含む731部隊(関東軍防疫給水部)関係者の個別尋問記録が、今回の公開分に含まれている。また、細菌戦研究の成果を米軍に引き渡したとされる石井中将が、米側に提出する文書を1947年(昭和22年)6月ごろ執筆していたことを裏付ける最高機密文書も今回明らかになった。(ワシントン 山本秀也)

戦争犯罪を立証

今月12日に公開された機密文書は、ナチス・ドイツと日本の「戦争犯罪」を調査するため、クリントン政権当時の99年に米政府の関係機関で構成された記録作業部会(IWG)が、米中央情報局(CIA)や前身の戦略情報局(OSS)、日本を占領した連合国軍総司令部(GHQ)などの情報文書を分析し、機密解除分をまとめて公開した。

IWGの座長を務めるアレン・ウェインステイン氏は、「新たな資料は学者らが日本の戦時行動を理解する上で光を当てる」と意義を強調するが、作業は「日本の戦争犯罪」を立証する視点で行われた。日本語資料の翻訳と分析には中国系の専門家も加わっている。

細菌戦などに関する米側の情報文書は、これまでも研究者が個別に開示請求してきたものの、一度にこれだけ大量に公開された例は少ない。

情報の一部は34年(昭和9年)にまでさかのぼるが、終戦の45年(同20年)前後4年分が大半を占めている。

文書内容の大半は731部隊など細菌戦研究に関する内容だ。公開文書の概要によれば、37年12月の南京事件に関する文書が一部含まれる。IWGでは「慰安婦問題」を裏付ける文書も探したが、「目的を達せず、引き続き新たな文書の解析を図る」と述べるなど、調査では証拠が見つからなかったことは認めている。

日本の使用警戒

細菌戦の研究競争が大戦下で進む中、米側は日本の細菌兵器使用を終戦まで警戒していたほか、奉天(現瀋陽)の収容施設で、連合軍の捕虜に細菌実験が行われた形跡がないかを戦後調べたことが判明した。同じく米本土に対しても、日本からの風船爆弾が細菌戦に使われないか、米海軍研究所が回収した現物を大戦末期に調べ、「細菌の散布装置がついていないことから、当面は細菌戦を想定していない」と結論づけた文書も公開された。

細菌戦に関する米国の日本に対する関心は、44年ごろから終戦までは、細菌兵器の開発状況と731部隊の活動実態の解明に重点が置かれ、終戦から47年ごろまでは、同部隊関係者への尋問による研究成果の獲得へと、重点が移っている。

米側が最も強い関心を抱いたのは、731部隊を指揮した石井中将だった。45年12月の情報報告には、千葉県の郷里で中将が死亡したことを装った偽の葬式が行われたことも記されているが、翌46年から47年には中将に関する報告や繰り返し行われた尋問の調書が残されている。

保身引き換えに

石井中将は自らと部下の保身と引き換えに、細菌戦研究の成果を米側に引き渡したとされてきたが、47年6月20日付の米軍最高機密文書は、こうした説に沿う内容を含んでいる。

「細菌兵器計画の主要人物である石井中将は、問題全体にかかわる協約を現在執筆中だ。文書には細菌兵器の戦略、戦術的な使用に関する彼の着想が含まれる。石井中将の約20年にわたる細菌兵器研究の骨格が示される見通しであり、7月15日には完成する」

同じ文書には、「日本南部の山中」に隠されていた「細菌に侵された200人以上から採取された病理学上の標本スライド約8000枚」が、47年8月末までに米側に提供されることも付記されていた。

米側では日本からの情報収集を急ぐ一方、冷戦でライバル関係となる旧ソ連に細菌戦に関する情報が渡ることを強く警戒していた。ハバロフスク裁判のため、旧ソ連が請求してきた細菌戦関連の証拠引き渡しを渋る一方、約30人の731部隊関係者が「モスクワ近郊で細菌兵器の研究プロジェクトに従事している」とする48年4月の情報報告も今回明らかにされた。

(2007/01/18 10:26)

そのIWGのページが…

https://www.archives.gov/iwg/japanese-war-crimes

翻訳ページ

Japanese War Crimes
100,000 Pages Declassified in Japanese War Crimes Records, Press Release, January 12, 2007 Resources for Researchers Res...

最終報告書が


Nazi War Crimes & Japanese Imperial Government Records Interagency Working Group Final Report to the United States Congress April 2007

これなんやけど、人体実験の証拠は一切ないって結論づけてる。

ちなみに、慰安婦の強制性もな。

細菌戦の研究はしてたって事やけど、731部隊の正式名称は「関東軍防疫給水部本部」なわけで、疫病対策を目的とした部隊なんやから、そりゃ細菌戦の研究はするやろ。

これだけ調べてなかったんやから、731部隊ってのは、単なる防疫の研究と給水を確保する部隊って事やん。

仮に人体実験があったとしても、医療の研究ってのは人体実験の歴史でもあるわけで、それを理由に論文を取り消したら、731部隊の論文だけやなくて、色んな論文を取り消さなあかん事になる。

しかも、遡って。

仮に将来的に「動物実験は非人道的」って事になったらどうする?

今ですら捕鯨がどうの、フォアグラがどうのって言い出されてるんやから、将来的にそうならんとも限らんわけで、そうなった時に「論文を取り消せ」ってな話になったら、医療の研究論文ほとんどがパァーになるがな。

それでええの?

良くも悪くも、そういう研究が基で現在があるのに、現在の価値基準で過去を全否定する事ほどアホな事もない。

何にしても、「疑い」があるなら、その証拠を持って来いって話ですな。


歴史の嘘を見破る―日中近現代史の争点35











時事問題
ぶんぐをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました