高知県警が職質しても気づかんのやから、愛媛県庁の職員が気づかんのも無理ないか。
それにしても、樋田淳也のコミュ力には驚かされる。
これだけのコミュ力があって、これだけの行動力があるのに、何で犯罪者としてしか生きられんのか不思議やけど。
富田林署逃走 樋田容疑者「日本一周中」愛媛県庁で作製
大阪府警富田林署から逃げて加重逃走容疑で逮捕された樋田淳也(ひだ・じゅんや)容疑者(30)が8月24日、愛媛県庁の自転車新文化推進課を訪れていたことが、捜査関係者への取材で明らかになった。「日本一周中」と印刷された紙を職員に作ってもらい、サイクリング用の地図ももらった。府警は、樋田容疑者がこの頃から日本一周の自転車旅行を装った逃走を始めた疑いがあるとみている。樋田容疑者は8月12日夜、署で弁護士と接見後に逃走。9月29日、山口県周南市で万引きしたとして現行犯逮捕され、府警が翌30日、加重逃走の疑いで再逮捕した。
捜査関係者や愛媛県によると、樋田容疑者は8月24日、県庁を1人で訪問し、「今、自転車で日本一周中です。お薦めのルートはどこですか」などと尋ねた。職員は県内で人気のサイクリングロードを記した地図を提供。さらに「日本一周用のプレートが欲しい」という樋田容疑者の依頼を受け、「日本一周中」という文字や県のイメージキャラクター「みきゃん」が印刷された紙をラミネート加工して渡したという。
樋田容疑者は9月2日にも再び県庁を訪問。「旅先でアイスクリームをもらった」「人柄がよく、きれいな所が多かった」などと四国旅行の感想を語り、職員に謝意を伝えたという。樋田容疑者は全国に指名手配されていたが、逃走時とは異なる短髪で日焼けしていたといい、職員は本人とは気付かなかった。
樋田容疑者はこの間の8月30日、高知県須崎市の道の駅で警察官から職務質問を受けたとみられる。その後、香川県内で知り合った自転車旅行中の男(44)=占有離脱物横領容疑で逮捕=とともに、しまなみ海道で広島県に渡り、山口県まで移動した。
同県周防大島町の道の駅で記念撮影に応じた際、容疑者のリュックサックには「日本一周中」と書かれたキャラクター入りの紙が付けられており、愛媛県で提供されたものとみられる。
高知県警が…
樋田淳也に職質してるのに樋田淳也とは気づかんし、自転車が盗難車にも関わらず防犯登録の照会もしとらんかったぐらい何で愛媛県庁の職員が気づかんでも無理はないけど、「日本一周中」って書かれたプレートをつくってあげたりと、公務員様は犯罪者に至れり尽くせりですな。
まぁ、四国はお遍路の関係もあって、こういう旅行者には親切にするのが習慣になってるとこもあるんやろな。
これで、こういうのがなくなるかもしれんと思うと、ちょっと残念な気もするけど。
それにしても、プレートをつくってもらっただけやなくて、その後もちゃんとお礼の挨拶に行ったり
、道の駅「サザンセトとうわ」の支配人には…
樋田淳也が「サザンセトとうわ」の支配人・岡崎竜一さんにお礼の置き手紙
道の駅を立ち去る際、樋田容疑者は岡崎さん宛てに置き手紙を残した。「周防大島での最高の思い出ができた。この旅でいろいろなことを学び、今後の生活の糧にしたい。頂いた声援をパワーに、日本各地を走り抜ける」と記載。結びには、「和歌山発クロスバイクで日本一周出会い旅」「写真第1号櫻井潤弥より」と偽名が使われていた。
お礼の手紙を残してるし、これだけちゃんとできるのに犯罪者としてしか生きていかれへんってのが不思議ですな。
まぁ、犯罪者をやり続けるには「良い人」でいる事が必須条件やろうから、犯罪者で居続ける為にこういう能力を身に着けたんやろうから、それを通常に活かすって事にはならんって事か。
で、結局「万引き」っちゅう犯罪を犯して捕まると。
これがなかったら、未だに逃げ続けてたんやからなぁ。
やっぱり犯罪者はどこまで行っても犯罪者なんですな。
ちゅうか、ナイフを突きつけてレイプした事がある凶悪犯やのに、逃亡中にそういう凶悪犯罪をせんかったのがせめてもの救いか。
何にしても、それもこれも富田林署がボンクラやったからこうなったわけで、そろそろどういう処分をするのか公表して欲しいもんです。
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