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新元号は「令和」万葉集の梅の花の歌32首の序文「初春の令月にして、気淑く風和ぎ」から引用

新元号は「令和」ですか。

「大化」以来248番目の元号やけど、初めて日本の古典から選ばれたと。

まだ、いまいちピンっとこんけど、この歌の意味を知ると、何とも雅な元号ですな。

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新元号「令和」 官房長官一問一答

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190401-00000028-mai-pol
菅義偉官房長官は1日、記者会見で「平成」に代わる新元号を「令和(れいわ)」と発表した。菅官房長官の会見での主な発言は以下の通り。【大村健一/統合デジタル取材センター】

菅官房長官の発言:この新元号については本日、元号に関する懇談会と、衆議院および参議院の議長および副議長のご意見をうかがい、全閣僚において協議のうえ、閣議において決定したものであります。

新元号の典拠について申し上げます。「令和」は万葉集の梅の花の歌32首の序文にある「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前の粉(こ)を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(かお)らす」から引用したものであります。

この新元号に込められた意味や、国民の皆様へのメッセージについては、この後、安倍総理大臣の会見があります。

――新しい元号の制定にあたっての経緯を教えてください。どのような理由で選ばれたのでしょうか。

◆新元号が制定された理由については、この後、総理ご自身から新元号に込められた意味、国民へのメッセージについて直接、お伝えをすることになっております。

また、新元号の考案者については、考案者ご自身が氏名の秘匿を希望されていることに加え、考案者を明らかにすれば、新元号と特定の個人との結びつきが強調されることになりかねないため、お答えは差し控えます。

いずれにしても、今般、決定した元号が、国民に受け入れられ、日本人の生活の中に深く根ざしていくように努めてまいりたいと思います。

――政府関係者や有識者からどのような意見が出たのか。

◆本日、元号に関する懇談会を開催し、衆参両議院の正副議長の意見をうかがったうえで、内閣の責任において新元号を決定したところであります。新元号が制定された理由については、後ほど総理から直接お話があります。

意見聴取の場でどんなご意見があったかをお答えすることは差し控えたいと思います。また新元号が日本人の生活の中に深く根ざしていくためには、他の案と比較して議論されることは、適当でないと考え、新元号として決定されたもの以外の案については、その数も含めて、お答えは差し控えたいと思います。

えらい緊張してるな(笑)

手が震えてるやん。

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新元号有識者会議

この面々で新元号「令和」を選んだと。

で、引用は…

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万葉集の梅の花の歌32首の序文

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天平二年正月十三日に、師(そち)の老(おきな)の宅(いへ)に萃(あつ)まりて、宴会を申(ひら)く。時に、初春(しよしゆん)の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やはら)ぎ、梅は鏡前(きやうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(かう)を薫(かをら)す。加之(しかのみにあらず)、曙(あけぼの)の嶺に雲移り、松は羅(うすもの)を掛けて蓋(きにがさ)を傾け、夕の岫(くき)に霧結び、鳥はうすものに封(こ)めらえて林に迷(まと)ふ。庭には新蝶(しんてふ)舞ひ、空には故雁(こがん)帰る。ここに天を蓋(きにがさ)とし、地を座(しきゐ)とし、膝を促(ちかづ)け觴(かづき)を飛ばす。言(こと)を一室の裏(うら)に忘れ、衿(えり)を煙霞の外に開く。淡然(たんぜん)と自(みづか)ら放(ひしきまま)にし、快然と自(みづか)ら足る。若し翰苑(かんゑん)にあらずは、何を以(も)ちてか情(こころ)を述(の)べむ。詩に落梅の篇を紀(しる)す。古(いにしへ)と今(いま)とそれ何そ異(こと)ならむ。宜(よろ)しく園の梅を賦(ふ)して聊(いささ)かに短詠を成すべし。

現代訳
天平二年正月十三日に、大宰師の大伴旅人の邸宅に集まりて、宴会を開く。時に、初春の好き月にして、空気はよく風は爽やかに、梅は鏡の前の美女が装う白粉のように開き、蘭は身を飾った香のように薫っている。のみにあらず、明け方の嶺には雲が移り動き、松は薄絹のような雲を掛けてきぬがさを傾け、山のくぼみには霧がわだかまり、鳥は薄霧に封じ込められて林に迷っている。庭には蝶が舞ひ、空には年を越した雁が帰ろうと飛んでいる。ここに天をきぬがさとし、地を座として、膝を近づけ酒を交わす。人々は言葉を一室の裏に忘れ、胸襟を煙霞の外に開きあっている。淡然と自らの心のままに振る舞い、快くそれぞれがら満ち足りている。これを文筆にするのでなければ、どのようにして心を表現しよう。中国にも多くの落梅の詩がある。いにしへと現在と何の違いがあろう。よろしく園の梅を詠んでいささの短詠を作ろうではないか。

書き手は山上憶良らしいとのこと。

当時は梅の花もまだ珍しくて、花見もそもそも梅が始まりやからなぁ。

梅の花の歌ってのは新しい時代にぴったりですな。

「令和」に込められた意味

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20190401-00000057-nnn-pol

「令和には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められている」

とのこと。

何にしても、来月から始まる「令和」が良い時代になりますように。

追記 3年前にTwitterで「令和」を予言してる人がいた

これは凄いな。

さすがに官邸もこれはチェックしてなかったか(笑)

続報

新元号6原案 「令和」以外の4原案が判明 「英弘」「広至」「万和」「万保」
箝口令が敷かれてるのに誰が漏らしたんやろな。 ちゅうか、6原案のうち5原案まで分かって、最後の1つを漏らしてないってのがまた気になる。 「安」が入ってるからやろか?











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