失恋で心臓が壊れる事があるらしい…今日この頃。
(◎皿◎)ナンデスト!!
何でも、親族の死や失恋、失職、激しい怒りなど強いストレスを受けた時、ようは「胸が痛い」って表現する時って、ほんまに心臓の病気になってるんやとか。
その病名を「ブロークンハートシンドローム」って言うらしいんやけど、心臓にアドレナリンとかのストレスホルモンが流れ込んで、動脈を狭めて、一種の「心臓発作」を起こすらしいわ。
ここでの「ブロークンハート」は、日本語に訳すと「傷心」って訳したくなるとこやけど、文字通り「心臓が壊れる」やねんな。
「胸が痛い」って気持ちの問題やと思ってたけど、ほんまに心臓がおかしくなるとはなぁ。
で、この「ブロークンハートシンドローム」なんやけど、後遺症もなく、ほとんどの人が治療せんでも数週間以内に治るんやとか。
まさに「時が解決する」やん。
昔の人って、科学的な知識は何にもないのに、こういう事を的確に言葉で表現してたんやな。
「傷心」なんか、まさにそれやもん。
2007年11月4日に…
「心」は「心臓」にあるのか、「脳」にあるのかって話を書いたけど、これを聞くと、心は心臓にありそうやな。
で、この「ブロークンハートシンドローム」は、女が男の7~9倍かかりやすいんやと。
女の方が「感情的」とか「共感能力が高い」って事なんやろな。
ただ、配偶者との死別に限っては、妻を失った夫は、夫を失った妻よりも、悲しみのあまり死に至る確率が6倍も高いんやと。
女は胸を痛めやすいけど、男は死ぬってか。
これは、心理学者のアンドリュー・パパドプロス博士によると、悲しみだけやなくて、炊事や洗濯などの家庭での役割が変わったストレスも原因なんとちゃうかって事らしいわ。
家で、家事をせん旦那さんは、嫁さんに先立たれると要注意です。
去年は、一瞬で大事な人を亡くした人がようけおるし、「心」のケアは大事って事ですな。
ちなみに「ブロークンハートシンドローム」は、ほとんどが自然に治るけど、まれに治療が必要なほど重篤になる場合があるらしいので、くれぐれもご注意を。
泣くのは心身共に良いって話を書い事もあるけど、そういう時の涙にはストレスホルモンが含まれてるのが判明してるわけで、これって心臓を守る為の「防衛本能」なんやろな。
泣いてストレスホルモンを外に出して、心臓をストレスホルモンから守ると。
だから泣けてる人は、まだ安心できるけど、あまりのショックで泣けん人なんかは、かなり危ないんかもしれん。
という事で、そういう時に泣けてない人ほど、注意深く見守ってあげて欲しいもんです。
特に55歳未満の女は、男の9.5倍「ブロークンハートシンドローム」にかかりやすいらしく、まさに「か弱き乙女」なので、注意して見守ってあげましょう。
女だけに限って見れば、55歳未満の女より55歳以上の女の方が3倍「ブロークンハートシンドローム」にかかりやすいらしい。
55歳以上になると、男女差はあんまりないみたいやな。
「年を取ると涙もろくなる」っちゅうのは、こういうとこでも証明されとるわけか。
なので、涙腺のゆるい人は、要注意って事で。
何にしても、心と体の関係を科学的に解明するのは、おもしろいです。
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