きっと生きられますよ。
きっと生きる道はありますよ。
どこまで行っても人生には、
きっと抜け路があると思うのです。
★北条民雄
人間やってると、辛いことや悲しいこと、苦しいことがいくらでも襲ってくる。
時には死にたくなることも。
ﾊﾝｾﾝ病患者で隔離生活を送ってた北条民雄なら、健常者が想像を絶する艱難辛苦があった事やろ。
そんな人が「抜け路がある」って言うてるんやから、健常者にはもっとたくさんの「抜け路」があるはず。
辛い時、苦しい時、そこで「もうあかん」って思ったら終わりやけど、生きてりゃ、生きる望みさえありゃ「抜け路」ちゅうのは必ずあるもの。
そういう状況の時って、焦って思考能力が落ちてるのに考えようとするから、同じとこばっかりｸﾞﾙｸﾞﾙ回るねんな。
考えても解決方法が見つからん時は、潔く諦める。
それで「なんとかなるわ」って開き直るが1番。
一度っきりの人生、楽しく生きな損やで。
焦って死なんでも、人間いつかは死ぬんやから。
「死ぬな」とは言わんけど、死ぬ前に一度だけは「抜け路」を探して欲しいもんです。
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