自動運転の実験するのはええんやけど、時速20キロ程度で物にぶつかるんじゃ、公道で実験するのは、まだまだ早いんちゃう?
群馬大学、自動運転車が物損事故 公道実験中、けが人なし
群馬大学は1日、桐生市内の県道で実証実験中の自動運転車が同日午前1時10分ごろ、ガードレールに衝突する物損事故を起こしたと発表した。車内には運転席と助手席、後部座席に職員3人が乗り、桐生市天神町の緩やかな左カーブ手前で一時停止した後、自動運転に切り替え発車したところ、ハンドルが想定外に左に切られ衝突したという。時速約20キロ程度で、けが人はなかった。事故直前に、人間の運転に近づけるためハンドル動作をスムーズにするプログラム変更を行っており、同大は「プログラムミスの可能性もあるが、運転者はアクセルに足が乗っており、すぐに自動運転を解除できる状態ではなく対応が遅れた」と分析。引き続き、記録を解析して調べている。
群大は、人が乗らない完全自動運転の「レベル4」を目指し、人が乗って状態を監視する「レベル2」の運用を昨年10月から桐生市内の公道で行っている。
想定以上にハンドルが切られたとか、運転手の足がアクセルに乗ってたから自動運転を解除できなかったとか、色々言い訳してるけど、そもそもの自動運転の目的は「ぶつからない車」をつくる事にあるはず。
「運転手が楽をする為」ってのは将来的な目的なわけで、第一義的に交通事故をなくす為やん。
カーブが曲がれんでもええけど、止まれんってのはどういう事やねん。
自動で止まるってのが何より最優先のはずやのに、それができてないのに公道で実験するのがおこがましいねんな。
レベル4の自動運転を目指すのは結構な事やけど…
自動運転の定義
日本政府や米国運輸省道路交通安全局 (NHTSA) では自動化のレベルを以下のように定義している。レベル0
ドライバーが常にすべての主制御系統(加速・操舵・制動)の操作を行う。前方衝突警告(FCW)などの主制御系統を操作しない運転支援システムもレベル0に含む。
レベル1(運転支援)
加速・操舵・制動のいずれか単一をシステムが支援的に行う状態。自動ブレーキなどの安全運転支援システムによる。
レベル2(部分自動運転)
システムがドライビング環境を観測しながら、加速・操舵・制動のうち同時に複数の操作をシステムが行う状態。アダプティブクルーズコントロール(ステアリングアシスト付き)等がこれに該当する。ドライバーは常時、運転状況を監視操作する必要がある。その為、2016年時点で市販されているシステムはある程度の時間(10~15秒等)、ハンドルから手を離しているとシステムが解除される等の仕様となっている。2016年、自動車専用道及び高速道路走行中且つ同一車線、60km/h以下のみに限定した日産プロ・パイロットを搭載したセレナが8月下旬発売と発表。2017年時点でのテスラ社のオートパイロットもレベル2に該当する。
レベル3(条件付自動運転)
限定的な環境下若しくは交通状況のみ、システムが加速・操舵・制動を行い、システムが要請したときはドライバーが対応しなければならない状態。通常時はドライバーは運転から解放されるが、緊急時やシステムが扱いきれない状況下には、システムからの運転操作切り替え要請にドライバーは適切に応じる必要がある。しかし、人間のドライバーが緊急時にはスムーズに切り替えられない問題が指摘されている。事故時の責任はドライバーとなる。レベル3に該当するシステムは2017年秋時点でAudiが該当機能を搭載した自動車Audi A8の市販を2018年に開始すると発表。
レベル4(高度自動運転)
特定の状況下のみ(例えば高速道路上のみなど、極限環境を除く天候などの条件)、加速・操舵・制動といった操作を全てシステムが行い、その条件が続く限りドライバーが全く関与しない状態。基本的にドライバーが操作をオーバーライドする必要は無いが、前述の特定の状況下を離れると人間の運転が必要になる。日本政府は2020年までにレベル4自動運転車の実用化を目標としている。レベル4に該当するシステムは、上記の鉱山等で運用されている無人ダンプや無人軍事用車両等、特殊環境で運用されているもののみで、一般市民が公道を走れるものは2017年時点では市販されていない。
レベル5(完全自動運転)
無人運転。考え得る全ての状況下及び、極限環境での運転をシステムに任せる状態。ドライバーの乗車も、ドライバーの操作のオーバーライドも必要ない。安全に関わる運転操作と周辺監視をすべてシステムに委ねる。多くの自動車メーカーやその他の企業が、レベル5相当の自動運転車の市販に向けて開発を行っている。日本政府はレベル5の完全自動運転を2025年を目途に目指すとしている。アメリカでは、カリフォルニア州でレベル4の自動運転車を規制する法案がカリフォルニア州運輸局から提出されたが[20]、その後、より上位のアメリカ全土の交通規制を管理するアメリカ運輸省は、「自動運転の人工知能はドライバー」であるとレベル4を容認する見解をしめした。
そんな自動運転はまだまだ先で良いんで、まずは自動で完全に止まる事故を絶対に起こさない車の開発を目指して欲しいもんです。
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