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北京オリンピック野球 日本対キューバ戦の感想

キューバと日本でベンチでの表情に天と地の差があった…今日この頃。
(;¬_¬)

国際試合の慣れの差もあるんやろうけど、「負けてもいい試合」で「失敗は許されない」って臨んだ結果があの悲壮感漂う表情になったんやと思う。

ダルビッシュの不調がどうこう言われとるけど、敗因は明らかに攻撃の固さ。

「失敗したらダメ」って意識が強すぎたから、ああなった気がするな。

北島康介 2大会連続の2冠 北京オリンピック
スゴイの一言やな。 北島を見てると、日本式の精神論は成長を阻害するのを改めて認識したわ。 まだまだ指導者が昭和のスポ根世代やから、しゃない面もあるんやろうけど… 失敗したら「何しとんじゃ!!」って怒る。 「気合いが足らん」とか、「たるん...

ここでも書いたけど、日本式の精神論は委縮させるだけの気がする。

まぁ、オイラも昭和のスポ根世代のバスケット少年やから、精神論を全否定はせんけど、「練習中に水を飲むな」とか、腕立て伏せ、うさぎ跳びのやり過ぎは、明らかに体を壊す。

けど、それが当たり前やった。

その意識が抜け切らん世代の人間が監督してるのが野球の日本代表。

確かに、土壇場でその苦しさを乗り越えた精神力が、良い面に出る場合もある。

けど、今回の野球に限らず、いざって言う時にプレッシャーで潰れる日本人の方が多い気がする。

農耕民族は失敗したら1年を棒に振ることになるけど、狩猟民族は失敗しても明日また探せば良い。

「失敗」に対する受け止め方が全然違う。

その遺伝子の積み重ねが、切り替えの早さや、ネガティブ、ポジティブって差になってきてる。

そういうネガティブな資質を持ってる日本人に、「失敗はダメ」って強く意識させると、本来のパフォーマンスが出んのは無理もない。

こういうのは訓練せんと出来ん。

「メンタルトレーニング」なんちゅうもんがあるのは、そのせいやな。

幼少期から、失敗を叱るんやなくて、原因を考えて、それを乗り越える指導をするべきなんやけど、どうも「失敗」に敏感になり過ぎる傾向がある。

だから、安全な道を探すっちゅうか、挑戦を避けるような子が育つ。

日本人もそろそろ「失敗」に対して寛容になるべきやろな。

昨日の野球の負けは、1試合の負けっちゅう結果よりも、そういう日本人気質が気になったわ。

負けてもええから、もっと伸び伸びっちゅうか、楽しんで欲しいもんやな。

そうすりゃ、結果は後からついてくる。

悲壮感漂わせながら戦っても後悔しか残らんで。

個人的には野球日本代表監督が星野っちゅうのは、どうにも疑問が残る。

決まった時から、ツレには話してたけど、星野は中日でも阪神でも日本一になったことがない。

長いペナントレースと短期決選じゃ、「失敗」に対する受け止め方も全然違ってくる。

星野の気質は、逆に働くような気がしてならんねんなぁ。

今日の台湾戦は、勝ち負けやなくて、表情が変わってるのを期待したいです。

それと子を持つ親御さんは、テストの点数が悪いとか、何かで失敗した時に、「頑張りが足りん」とか、失敗を叱るような育て方は考えた方が良いと思いますよ。

教育方針は、人それぞれ何で何とも言えんけど…

頭の片隅にでも置いてもらえれば幸いです。











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