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世界から「ヴ」が消える 「ヴ」は福沢諭吉が広めた 国名の謎 日本語の不思議

世界の国名の日本語表記で「ヴ」を使ってるのが、「セントクリストファー・ネーヴィス」と「カーボヴェルデ」だけなんで、これを「セントクリストファー・ネービス」と「カーボベルデ」に変えて世界から「ヴ」のつく国名が消えると。

以前は「ベトナム」と「ベネズエラ」も「ヴィエトナム」と「ヴェネズエラ」やったってのは初めて知ったな。

そもそも、「セントクリストファー・ネービス」と「カーボベルデ」って国名もこれで知ったけど(汗)

個人的には、「ビルマ」が「ミャンマー」に変わった時は戸惑ったけど、こういうのはむしろこっちの方が良いと思う。

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世界から『ヴ』が消える

エラー|NHK NEWS WEB
皆さんは、この文字、発音を普段どれくらい使っているだろうか?

この春、世界からこの「ヴ」が消えようとしている。

といっても国名の話だ。
「セントクリストファー・ネー『ヴ』ィス」というカリブ海の国の名前が「セントクリストファー・ネービス」に、そして「カーボ『ヴ』ェルデ」というアフリカにある島国が「カーボベルデ」に変わる。これで日本語の国名からは『ヴ』がなくなるのだという。
なぜ変わるのか、そもそも外国の日本語名ってどうやって決めているのか。そんな外国にまつわる日本語の不思議を探ってみた。

「ヴ」は最近使わんもんな。

「ヴィーナス」も「ビーナス」やし、「ヴィクトリア」も「ビクトリア」やし。

そういう理由で国名も変えると。

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なぜ国名を変えるの?

法律の改正は、条文の見直し作業から国会議員への説明、衆参両院での審議など、そのプロセスは簡単ではない。

なぜ法律を改正して、この一文字を無くすに至ったのか。
「ひとことで言うと、ヴを使わない表記の方がいまの国民になじみがあることがわかったからです。法律を制定した当時はヴを使うケースが多かったようですが、徐々になじみのある表記が変わってきたのでしょう」

「日本国内で相手の国をどう呼ぶかというのは、時代とともに変わることがあります。国民の間で広く定着した言葉と外務省の表記が違っていると、ホームページを検索しても見つからなくて困るでしょう。最も重要なのは国民のわかりやすさです」

検索しても見つからないって事はないと思うけどな(笑)

グーグル先生がこういうのはちゃんと検索してくれるんで。

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国名の「大改革時代」

外務省によると、この2つが「ヴ」を使っていた最後の国。
逆に、かつては「ヴ」を使った国はいくつもあったのだという。例えば、先の米朝首脳会談で注目を集めた「ベトナム」は以前は「ヴィエトナム」、政治的な混乱が続いている「ベネズエラ」も以前は「ヴェネズエラ」だった。

多くの国名が変わる転機となったのが、平成15年の法改正だ。この年に国名の大改革が行われた。
多くの国名で「ヴァ、ヴィ、ヴ、ヴェ、ヴォ」は「バビブベボ」に改められ、「ティ」や「テュ」も「チ」や「チュ」に姿を変えた。

「アルゼンチン」も「アルゼンティン」やったんか。

名古屋におった時に「大名古屋ビルヂング」ってのを知ったけど、「ビルディング」が「ビルヂング」やから、実はこれの先取りやったんかもな(笑)

「ビル」は何で「ヴィル」やないんか分からんけど。

日本語国名表記の変更例

在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律 - Wikipedia

「マレーシア」は「マレイシア」やったんか。

「ジョージア」が「グルジア」に変わったのは最近やから知ってるけど、他は全部これで知ったわ。

「ヴ」は福澤諭吉が広めた?

国名をはじめとするカタカナの表記は、時代とともにどう変わってきたのだろうか。外来語の歴史に詳しい国立国語研究所の間淵洋子さんに話を聞いた。

「外来語が本格的に日本に入ってきたのは明治時代です。当時はまだ外国語をカタカナで表記する明確なルールはなく、学識のある人たちがさまざまな表記を試行錯誤していました。例えば『独逸』と原音に近い漢字をあてて『ドイツ』とカタカナの表記になおすケースもありました」
間淵さんによると「ヴ」という文字を広めたのは明治時代の教育家、福澤諭吉だという。

大正時代に入ると、外来語をカタカナで書くことが定着し、間淵さんによると、政府が「ヴ」を「ブ」に「ティ」を「チ」に統一するよう表記のルールを示したこともあったという。しかし、こうした流れは第2次世界大戦で一変する。

ナショナリズムの高まりにより、戦時中、日本語では英語を「敵性語」として排斥する動きが広まり、自主的に使用が規制されていった。バレーボールは「排球」、カレーライスは「辛味入汁掛飯」などと表現され、外来語は姿を潜めることになった。

外来語は戦争でリセットされた

戦争が終わると、アメリカの占領下にあった日本には一気に外国語が入ってきた。新たな言葉を既存の日本語に置き換える手間がかかることや、欧米文化への憧れもあったのか、現地の国の発音に寄り添う形で、カタカナで発音や表記をしようという流れが高まったという。

こうして「ヴ」や「ティ」といった、古くからある日本語の発音としてはなじみのない音が使われる様になった。在外公館名称位置給与法が初めて制定されたのもこの頃。終戦から、7年がたった昭和27年のことだ。

「外来語は戦争によって一度リセットされたのです。法律の表記は戦後の変わろうとしていた時代の名残だと思います」

「ヴ」は福沢諭吉が広めたんか。

で、対象になって、「ヴ」を「ブ」「ティ」「チ」にする流れができたけど、第2次世界大戦でカタカナ自体が禁止されて、第2次世界大戦が終わって元に戻ったと。

で、それが現在まで続いてるわけか。

ちゅうか、これを変えるなら、憲法とかも現代仮名遣いに変えた方がええんちゃう?

法律も昔の法律は読めんのがようけあるし。

何にしても、「ヴ」が消えるって聞いて、何事かと思ったけど、読んでみたらなかなかおもしろい話でした。

読めて良かったです。











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