朝の時点では病死の可能性も報道されてたけど、結局は母親の萩潤子が長女の萩凜々ちゃんと無理心中しようとして自分だけが生き残ったわけですな。
しかも、ヘリウムガスを使って。
ヨーロッパなんかじゃ安楽死で推奨されてるみたいやけど、刺殺でもなく絞殺でもなくヘリウムガスを使ったって事はそれなりには子供の事を考えてたみたいですな。
長女の萩凜々さんを殺害した萩潤子容疑者を逮捕
自宅で6歳の長女を殺害したとして、富山県警は2日、富山市婦中町牛滑(うしなめり)の無職萩潤子(ひろこ)容疑者(36)を殺人の疑いで逮捕し、発表した。「娘を殺し、自分も死のうと思った」と容疑を認めているという。富山西署によると、容疑は同日午前0時ごろ~同2時ごろ、自宅の寝室で長女の凜々(りり)さん(6)を低酸素脳症に陥らせ、殺害したというもの。午前5時50分ごろ、同居する萩容疑者の母親が布団の上に仰向けで倒れていた凜々さんを見つけ、110番通報した。
調べに対し、萩容疑者は「ガスのようなものを使って殺した」と供述しているという。寝室からガスボンベとポリ袋が見つかった。県警は萩容疑者が無理心中を図った可能性があるとみて調べている。
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何があったか知らんけど、「親はなくとも子は育つ」わけで、子供の為を思って殺害方法を考えるなら何で施設に預けるなり他の方法を考えんのやろね。
しかも、例によって例の如く自分は生き残ってるし。
それにしても、よく分からんのが
萩潤子と凜々さんは10日ほど前に千葉から帰省中だった
近所の人によりますと、死亡した女の子は10日ほど前から母親と一緒に千葉県から帰省していたということです。
わざわざ千葉から富山の実家に帰省して殺害してるとこな。
何で千葉じゃあかんかったんやろ?
萩潤子が近所の人に「(これからは)たまにしか帰ってこれないから遊びに帰ってきた」って言うてたみたいやけど、最後に孫の姿を見せてあげようとか考えたんかね。
色々と気遣いが出来るのに、何で無理心中以外に選択肢がないんか理解に苦しむけど。
寝室でヘリウムガスと書かれたガスボンベが見つかる
それだけ気遣いが出来るからか、ヘリウムガスを使って無理心中を図って自分は死ねんかったと。
ほんま、無理心中を図った側の生存率は高いな。
で、そのヘリウムガスなんやけど
ヨーロッパではヘリウムガスでの安楽死が推奨されている
ディグニタス(DIGNITAS)とは、安楽死による死ぬ権利を訴え、実際に医師と看護師により自殺を幇助するスイスの団体である。医師が作成した診療録をスイスの裁判所が許可した場合に、対象者への自殺幇助を提供する。 運営者は、元弁護士のルドウィッグ・ミネリ(Ludwig A. Minelli)という人物である。
このディグニタスとかの安楽死団体がヘリウムを使った安楽死を推奨してるみたいなんやけど
ディグニタスで、ネンブタール濃縮を使用する以前にヘリウムガスを使用して失敗し安楽死とは呼べない事故を引き起こしている。
楽に綺麗に死ねるって事らしいけど、ちょっと間違うととんでもない事になるようで。
遺体も言うほど綺麗じゃないって話やし。
何にしても、「親はなくとも子は育つ」って事を肝に銘じて、親の都合で死にたいならせめて子供だけはどこかに預けるようにして欲しいもんです。
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