入社試験なんて博打のサイコロみたいなもの。
就職できた社員は一生その会社に縛られ、就職できなかった者は別の道を歩く。
ただそれだけの事です。
落ちたからといって、人生が目の前から消えてなくなってしまうわけではない。
受かったらといって、明るい未来があるわけでもない。
人生の運試しは、これからです。
★大前春子(ドラマ ハケンの品格より)
森ちゃんが「世の中って不公平」って言うた時の春子のセリフなんやけど、サイコロを振るのは世の中じゃなくて、自分自身って事が言いたいんやろな。
入社試験に限らず、人生は丁半博打そのもの。
上の言葉の入社試験や就職を、人生のあらゆる試練に置き換えたらええやろ。
恋愛や結婚も、試験や昇進も、丁が出るか半が出るか分からんのが人生。
丁が良くて、半が悪いわけやないねんな。
「丁」を良くするのも悪くするのも、「半」を良くするのも悪くするのも自分自身。
「丁半」の結果を見て立ち止まってる場合じゃないねん。
良い結果に満足して努力を怠る。
悪い結果に落胆して嘆く。
結果は結果に過ぎんのにな。
そんな事をしてる暇があったら、ちょっとでも狙った目が出せる様に努力する。
これから何度もサイコロを振り続けなあかんのやから…
3月は特にサイコロの出目で泣いたり、笑ったりしてる人が多い事やろ。
そんな人達にこの言葉を噛みしめて欲しいです。
結果に一喜一憂する事なく、これからの未来の為に今出来る事をやる。
自分の未来は、自分にしか作る事が出来んのやから。
春子がこの言葉の最後に
あなたは、まだスタート地点に立ったばかりです。
と言っています。
年齢がいくつでも、始めようと思った時がスタート地点。
何度もチャレンジして、何度もサイコロを振れば良い。
自分の道を、自分のペースで歩き、そこから見える風景を楽しめる人でありたいもんです。
コメント